◇◆◇日々のみ言葉
2021年11月22日(月)
◎聖書箇所【マタイの福音書24章9節~13節】
24:9「そのとき、人々は、あなたがたを苦しいめに会わせ、殺します。また、私の名のために、あなたがたはすべての国の人々に憎まれます。
24:10 また、そのときは、人々が大ぜいつまずき、互いに裏切り、憎み合います。
24:11 また、にせ預言者が多く起こって、多くの人々を惑わします。
24:12 不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。
24:13 しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。」
◎ショートメッセージ
《「人に惑わされないように気をつけなさい。私の名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそキリストだ。』と言って、多くの人を惑わすでしょう。
また、戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、気をつけて、あわてないようにしなさい。これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。
民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります。しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。」
昨日の聖書箇所の続きとなります。終わりの時代に起こることを、主イエスは十二弟子たちに話されました。
世界には、多くの「偽キリスト」が現われました。具体的に名前をあげる必要はありませんが、すでに故人である韓国や日本のある人物などがあたいするかと思われます。 今、現在においても、新興宗教の教祖などが存在していることは事実です。しかし、究極的には、終わりの時代の最後に「反キリスト」が現われます。それが、主イエスが言われる『荒らす憎むべき者』なのです。偽キリストたちは、その予兆と言えるでしょう。
さて、「そのとき、人々は、あなたがたを苦しいめに会わせ、殺します。また、私の名のために、あなたがたはすべての国の人々に憎まれます。」と、主イエスは言われますが、この言葉は二重の預言が成されています。
一つ目は、やがてクリスチャンが、最高議会やサウロから迫害されることを表しています。
そして、もう一つは、終わりの時代において起こることです。中国では、すでに現実となっています。
「また、にせ預言者が多く起こって、多くの人々を惑わします。」これも、現実に起こっていることです。特に、主イエスが再臨される日にちを特定したりします。
「不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。」
不法とは、政治から来ることです。独裁者が支配する国は、まさに主イエスの言われたとおりです。中国、北朝鮮、ロシア、ミャンマーなどです。
そして、次に、「しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。」と主イエスは言われています。
独裁者が支配する国におけるキリスト教信仰者の忍耐は、まさに極限とも言えるでしょう。かつての日本の「キリシタン時代」がそうであったように。》