• 日々のみ言葉 2022年1月2日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年1月2日(日)

    ◎聖書箇所【第Ⅰテモテへの手紙6章17節~19節】
    6:17 この世で富んでいる人たちに命じなさい。高ぶらないように。また、たよりにならない富に望みを置かないように。むしろ、私たちにすべての物を豊かに与えて楽しませてくださる神に望みを置くように。
    6:18 また、人の益を計り、良い行ないに富み、惜しまずに施し、喜んで分け与えるように。
    6:19 また、まことのいのちを得るために、未来に備えて良い基礎を自分自身のために築き上げるように。

    ◎ショートメッセージ
    《初夢はいかがでしたか。昨日に引き続き、「テモテへの手紙第一」から学んで行きたいと思います。今日は、パウロが言われたことの内容について考えて見ることにします。

     昨日書き記しましたように、この「勧め」は、おもに主にある兄弟姉妹に向けて、教えることをテモテに命じているのです。もちろん、「この世で富んでいる人たち」とは、一般的に言います「大金持ち」をも指し示しています。
     しかし、パウロはこう言うのです。
    「高ぶらないように。また、たよりにならない富に望みを置かないように。」と。

     かつて主イエスは弟子たちにはっきりと言われました。
    『「だれも、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。」(マタイ6:24)』と。

     これこそが真実です。
     なぜ、たくさんの富を持っている人々が救われないのでしょうか。それは、主イエス様の言葉こそが、その真理をついているからです。
     パウロは、富のことを「たよりにならないもの」と明言しています。その通りです。しかし、私たちクリスチャンがこの世において生きて行くには、主の証人として証しして行く為には、やはり必要最低限のお金はいるのです。

     それだからこそ主イエスは、弟子たちに約束されたのです。
    『「そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。こういうものはみな、異邦人が切に求めているものなのです。しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。だから、あすの為の心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。」(マタイ6:31~6:34)』と。
     パウロは言います。
    「むしろ、私たちにすべての物を豊かに与えて楽しませて下さる神に望みを置くように。」と。私たちが信じ、そして望むを置くのは、「神様」ご自身だけなのです。主イエス様だけなのです。》

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