◇◆◇日々のみ言葉
2022年1月4日(火)
◎聖書箇所【第Ⅰテモテへの手紙6章11節~14節】
6:11 しかし、神の人よ。あなたは、これらのことを避け、正しさ、敬虔、信仰、愛、忍耐、柔和を熱心に求めなさい。
6:12 信仰の戦いを勇敢に戦い、永遠のいのちを獲得しなさい。あなたはこのために召され、また、多くの証人たちの前でりっぱな告白をしました。
6:13 私は、すべてのものにいのちを与える神と、ポンテオ・ピラトに対してすばらしい告白をもってあかしされたキリスト・イエスとの御前で、あなたに命じます。
6:14 私たちの主イエス・キリストの現われの時まで、あなたは命令を守り、傷のない、非難されるところのない者でありなさい。
◎ショートメッセージ
《昨日に引き続き同じ箇所からとなります。
パウロは、愛弟子テモテに勧めています。
「正しさ、敬虔、信仰、愛、忍耐、柔和を熱心に求めなさい。」
これらのものは、私たちが自分自身の努力や悟りでは、得られないものだと言えます。なぜなら、「御霊の実」なのです。聖霊様によって与えられるものであって、それを熱心に求めなさいと言うことです。
「信仰の戦いを勇敢に戦い、永遠のいのちを獲得しなさい。」
主イエス様を信じ従う者には、すでに「永遠のいのち」は与えられています。この勧めは、信仰を奪おうとする悪い者たちとの戦いに勝利し、信仰を持ち続け、実際に約束された「永遠のいのち」を手にしなさいと言うことです。
「あなたはこのために召され、また、多くの証人たちの前でりっぱな告白をしました。」
立派な告白とは、主イエスの証人と言うことです。パウロは、復活の主イエスに会いましたが、テモテは会っていない可能性が非常に高いと思われます。しかし、師であるパウロや、健在であった十二使徒たちから、その証しを聞いていたことは間違いないことです。
「私は、すべてのものにいのちを与える神と、ポンテオ・ピラトに対してすばらしい告白をもってあかしされたキリスト・イエスとの御前で、あなたに命じます。私たちの主イエス・キリストの現われの時まで、あなたは命令を守り、傷のない、非難されるところのない者でありなさい。」
政治的裁判において、ローマ総督ポンテオ・ピラトに証しされた主イエスの言葉を、どうしてパウロは知っているのでしょうか。この時、ユダヤ人の彼はその場にいることは出来なかったはずです。私は、ピラトの法廷に、後に主の弟子となるローマ人が起こされたのではないかと考えています。その兄弟から聞いたのではないでしょうか。》