• 日々のみ言葉 2022年3月10日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年3月10日(木)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書27章54節】
    27:54百人隊長および彼と一緒にイエスの見張りをしていた人々は、地震やいろいろの出来事を見て、非常な恐れを感じ、「この方はまことに神の子であった。」と言った。

    ◎ショートメッセージ
    《ルカの福音書における同一並行記事では、
    『この出来事を見た百人隊長は、神をほめたたえ、「本当に、この人は正しい方であった。」と言った。(ルカ23:47)』となっています。

     マタイとルカでは、言葉の内容が違っています。またマルコの福音書は、マタイと同じ言葉になっています。
    「この方はまことに神の子であった。」
    「本当に、この人は正しい方であった。」

     この二つの言葉を、続けて可能性が高いと思われます。最も、この言葉を聞いたのは、誰かと言いますと、十字架の側にいたのは、ヨハネと主の母マリア、その妹サロメ、そしてマグダラのマリヤ、クロパの妻マリア、小ヤコブの母マリアとなっています。
     ただ、クロパの妻マリアと小ヤコブの母マリアとは同一人物である可能性があります。

     この時、シモン・ペテロはどこにいたのでしょうか。もしかしましたら、主イエスが最後を迎える時には、彼も十字架の側にいたのかも知れません。とすれば、百人隊長の、
    「この方はまことに神の子であった。」と言う告白を直接耳にしたのは、ペテロであったかも知れないのです。マルコは、シモン・ペテロのメッセージと証しを元に、その福音書を執筆したからです。

     ところで、この百人隊長の告白は、全く見ず知らずの者ではなく、明らかに、主イエスを直接知っていた、と言う可能性があります。そうでなくては、言えない内容の告白だからです。
     明日も同じ箇所からです。》

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