◇◆◇日々のみ言葉
2022年3月11日(金)
◎聖書箇所【マタイの福音書27章54節】
27:54 百人隊長および彼と一緒にイエスの見張りをしていた人々は、地震やいろいろの出来事を見て、非常な恐れを感じ、「この方はまことに神の子であった。」と言った。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。
再度ルカの福音書における同一並行記事を掲載します。
『この出来事を見た百人隊長は、神をほめたたえ、「本当に、この人は正しい方であった。」と言った。(ルカ23:47)』
ローマ軍の百人隊長は、
「この方はまことに神の子であった。」
「本当に、この人は正しい方であった。」と、心から告白したのです。昨日は、この百人隊長は、、明らかに、主イエスを直接知っていたと言う可能性が高いことについて学びました。それでは、いったい、どこで主イエスと出会ったと言うのでしょうか。
マタイの福音書によりますと、
『イエスがカペナウムにはいられると、ひとりの百人隊長がみもとに来て、懇願して、言った。
「主よ。私のしもべが中風やみで、家に寝ていて、ひどく苦しんでおります。」
イエスは彼に言われた。
「行って、直してあげよう。」
しかし、百人隊長は答えて言った。
「主よ。あなたを私の屋根の下にお入れする資格は、私にはありません。ただ、お言葉いただかせて下さい。そうすれば、私のしもべは直りますから。と申しますのは、私も権威の下にある者ですが、私自身の下にも兵士たちがいまして、そのひとりに『行け。』と言えば行きますし、別の者に『来い。』と言えば来ます。また、しもべに『これをせよ。』と言えば、そのとおりにいたします。」
イエスは、これを聞いて驚かれ、ついて来た人たちにこう言われた。
「まことに、あなたがたに告げます。私はイスラエルのうちのだれにも、このような信仰を見たことがありません。あなたがたに言いますが、たくさんの人が東からも西からも来て、天の御国で、アブラハム、イサク、ヤコブと一緒に食卓に着きます。しかし、御国の子らは外の暗やみに放り出され、そこで泣いて歯ぎしりするのです。」
それから、イエスは百人隊長に言われた。
「さあ行きなさい。あなたの信じたとおりになるように。」すると、ちょうどその時、そのしもべはいやされた。(マタイ8:5~8:13)』と言う記事が掲載されています。
この出来事は、ガリラヤのカペナウムで起こったことです。当時のカペナウムには、ローマ軍の一部隊が駐屯していた記録が残されています。それゆえ、ここに取税所が置かれていたわけです。かつて、マタイ(レビ)は、取税人の頭でした。
ユダヤ最大の祭「過越の祭り」の時には、各地に駐屯しているローマ兵の応援を、ポンテオ・ピラトは要請していたのです。》