• 日々のみ言葉 2022年5月19日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年5月19日(木)

    ◎聖書箇所【ローマ人への手紙1章28節~32節】
    1:28 また、彼らが神を知ろうとしたがらないので、神は彼らを良くない思いに引き渡され、そのため彼らは、してはならないことをするようになりました。
    1:29 彼らは、あらゆる不義と悪とむさぼりと悪意とに満ちた者、ねたみと殺意と争いと欺きと悪だくみとでいっぱいになった者、陰口を言う者、
    1:30 そしる者、神を憎む者、人を人と思わぬ者、高ぶる者、大言壮語する者、悪事をたくらむ者、親に逆らう者、
    1:31 わきまえのない者、約束を破る者、情け知らずの者、慈愛のない者です。
    1:32 彼らは、そのようなことを行なえば、死罪に当たるという神の定めを知っていながら、それを行なっているだけでなく、それを行なう者に心から同意しているのです。

    ◎ショートメッセージ
    《使徒パウロは、この手紙をローマ人に、すなわちローマ市内に住んでいるキリスト者に向けて書き送りました。
     実は、ローマ人への手紙の1章は、大きくわけますと、二つに分かれます。最初の部分は1節から17節で、使徒パウロからのあいさつ文と、ローマに在住していますクリスチャンに対するパウロの気持ちが書かれています。
     しかし、18節から32節までは、主語が変わり「彼ら」となっています。問題は、「彼ら」とは、誰を指すのか、と言うことです。

     18節には、このように書かれています。
    『というのは、不義をもって真理をはばんでいる人々のあらゆる不敬虔と不正に対して、神の怒りが天から啓示されているからです。』
     この後、主語が「彼ら」と置き換えられているのです。つまり新改訳聖書では、主語が不明となっているのです。あえて断定するならば、「不義をもって真理をはばんでいる人々」と言うことになりましょうか。しかし、この言葉も非常に曖昧で抽象的です。
     よって、結論から言いますと、現代訳では「人々」と訳されていますことから、主イエスを信じて救われた人以外の人々を指し示しすことになります。要するに「まだ救われていない人々」と、言う概念で話していると言うことになります。》

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