• 日々のみ言葉 2022年6月3日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年6月3日(金)

    ◎聖書箇所【ローマ人への手紙3章1節~2節】
    3:1 では、ユダヤ人のすぐれたところは、いったい何ですか。割礼にどんな益があるのですか。
    3:2 それは、あらゆる点から見て、大いにあります。第一に、彼らは神のいろいろなお言葉をゆだねられています。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からです。
     昨日は、「割礼」について、再度考えて見ました。
     今日は、「第一に、彼らは神のいろいろなお言葉をゆだねられています」と言う点について考えて見たいと思います。

     旧約聖書最初のモーゼ五書は、モーゼによって書かれたと伝えられています。そして、これはあくまで私個人の推測にしか過ぎませんが、今現在は隠されていますが、契約の箱と共に、モーゼが書き記した五つの書の原本が存在しているのかも知れません。
     しかし、最初の人アダムからモーゼにまでいたるユダヤ人の歴史は、すべて口伝によって、後世に残されて来たのです。それとて、莫大な文書量となります。
     今現在においても、ユダヤ人の男子は、13歳から受けられるバル・ミツバの試験において、モーゼ五書全部を暗記しなければなりません。
     となりますと、ユダヤ人の頭の良さは尋常ではなく、そして並外れた記憶力であることに感心するばかりです。

     聖書は、特に旧約聖書は、紛れもなく、ユダヤ人を通して、全人類に与えられたのものです。そして、聖霊様を通して、次に与えられたのが、新約聖書であり、その半分以上を、パウロが執筆しています。
     まさしく、「第一に、彼らは神のいろいろなお言葉をゆだねられてい」ることが、真実であって、もしユダヤ人が存在してなかったとしたら、私たちは、真の神様を知ることもなく、救いの道も知らずに滅びて行く者であったはずです。

     また、ユダヤ人は、人類の歴史の生きた時計の役割をも果たしています。ユダヤ人がイスラエルに戻ってから、もうすでに77年近くが経過していますが、人類の歴史の最後に向かって、益々ユダヤ人の果たすべき役割が重要になって行きます。

     主イエス様が空中再臨され、公の教会が携挙された後、再びユダヤ人を中心として、主イエス・キリストの再臨までの歴史が刻まれて行くことになるのです。》

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