• 日々のみ言葉 2022年7月3日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年7月3日(日)

    ◎聖書箇所【ローマ人への手紙5章9節~11節】
    5:9 ですから、今すでにキリストの血によって義と認められた私たちが、彼によって神の怒りから救われるのは、なおさらのことです。
    5:10 もし敵であった私たちが、御子の死によって神と和解させられたのなら、和解させられた私たちが、彼のいのちによって救いにあずかるのは、なおさらのことです。
    5:11 そればかりでなく、私たちのために今や和解を成り立たせて下さった私たちの主イエス・キリストによって、私たちは神を大いに喜んでいるのです。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『5:9 だから、私たちは、キリストが十字架上で流して下さったその尊い血によって私たちを無罪と宣言して下さった以上、なおさら神の裁きから救い出されるはずである
     5:10 と言うのは、私たちが神に敵対していた時、御子イエス・キリストが十字架上で死んで下さったことによって、神と和解することができたなら、和解した私たちは、なおさらのこと御子の復活の命によって救われるはずだからである。
     5:11 そればかりでなく、私たちは今、和解をさせて下さった私たちの主イエス・キリストによって、神を喜んでいる。』

     パウロは、ここで、「敵であった私たち」、あるいは「私たちが神に敵対していた時」と言っています。ここから、主イエス様と出会う前までは、私たちは「神様の敵」、あるいは「神様に敵対する者」であった事実が伺い知れることになります。

     何時から敵となったのでしょうか。
     それは、最初の人アダムとエバが、善悪を知ることになる「知識の木」の実を取って食べたことから始まりました。
     そして、「神の怒り」あるいは「神の裁き」とは、アダムとエバが犯した罪(原罪)ではなく、その血を受け継いだ全人類の一人一人が犯した罪に対して、神様の怒りと裁きがあると言うことなのです。

     しかし、律法に「なだめの供え物」が書き記されていますように、御子イエス様ご自身が、その屠られる小羊となって下さいました。
     「キリストの血によって」、あるいは、「キリストが十字架上で流して下さったその尊い血によって」、父なる神様と和解する道が設けられたのです。
     主イエスを信じる者は、罪赦され、永遠のいのちが授けられます。何と言う恵み、また何と言う神様の愛なのでしょうか。

     それだからこそ、私たちは、
    「今、和解をさせて下さった私たちの主イエス・キリストによって、神を喜んでいる」のであり、また、
    「私たちは今、和解をさせて下さった私たちの主イエス・キリストによって、神を喜んでいる」べきなのです。》

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