◇◆◇日々のみ言葉
2022年8月9日(火)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙8章5節~8節】
8:5 肉に従う者は肉的なことをもっぱら考えますが、御霊に従う者は御霊に属することをひたすら考えます。
8:6 肉の思いは死であり、御霊による思いは、いのちと平安です。
8:7 というのは、肉の思いは神に対して反抗するものだからです。それは神の律法に服従しません。いや、服従できないのです。
8:8 肉にある者は神を喜ばせることができません。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所となります。再度、現代訳を掲載します。
『8:5 と言うのは、生まれながらの古い人として生活するなら、自分を喜ばせるのがおちであり、御霊に従って生活するなら、御霊の御思いに沿うようになるからである。
8:6 生まれながらの古い人の生き方は、結局死にほかならないが、御霊に従う生き方は、命と平安である。
8:7 というのは、生まれながらの古い人に従うことは、神に敵対することである。それは、生まれながらの古い人は、神のみ心に従がうことができないからである。
8:8 生まれながらの生き方をしている人は、神を喜ばせることができない。』
「肉に従う者」は、「肉の思い」に捕らわれ、そして「肉の行ない」を実行します。パウロは、このように言っています。
『肉の行ないは明白であって、次のようなものです。不品行、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、ねたみ、酩酊、遊興、そういった類のものです。前にもあらかじめ言ったように、私は今もあなたがたにあらかじめ言っておきます。こんなことをしている者たちが神の国を相続することはありません。(ガラテヤ5:19 ~5:21)』と。
ここで、パウロは、はっきりと「こんなことをしている者たちが神の国を相続することはない」と断言しています。かつての救われていなかった時の私たちも、このように生きていたのです。
しかし、「御霊に従う者」は、「御霊の御思い」に沿うように、御霊の実を実らせる行ないを実行します。
『御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。』(ガラテヤ5:22 ~5:23抜粋)』
そして、さらに、このように勧めています。
『キリスト・イエスにつく者は、自分の肉を、さまざまの情欲や欲望と共に、十字架につけてしまったのです。もし私たちが御霊によって生きるのなら、御霊に導かれて、進もうではありませんか。(ガラテヤ5:24~5:25)』と。
御霊に、すなわち助け主である聖霊様に、命と平安があるのです。》