◇◆◇日々のみ言葉
2022年12月10日(土)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙13章9節~10節】
13:9 「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな。」という戒め、またほかにどんな戒めがあっても、それらは、「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」という言葉の中に要約されているからです。
13:10 愛は隣人に対して害を与えません。それゆえ、愛は律法を全うします。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『13:9それは「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」など、このほかのどんな戒めも、それらは、「自分と同じように、あなたの隣人を愛せよ」という戒めに要約される。 13:10愛は隣人に対して決して悪を行なわない。だから、愛は律法の完成である。』
パウロがここで挙げています戒めは、モーセの十戒の中の戒めのことです。原文は、
『殺してはならない。 (出エジプト記20:13 第6戒)』
『姦淫してはならない。(出エジプト記20:14 第7戒)』
『盗んではならない。 (出エジプト記20:15 第8戒)』
『あなたの隣人の家を欲しがってはならない。すなわち隣人の妻、あるいは、その男奴隷、女奴隷、牛、ろば、すべてあなたの隣人のものを、欲しがってはならない。」(出エジプト記20:17 第10戒)』となっていて、「むさぼるな」について詳細に説明しています。
ここに抜けています第9戒とは、
『あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。(出エジプト記20:16第9戒)』と言うことです。
大切な事は、どの戒めも、その人だけに当てはまるのではなく、必ず相手が、その対象となる人格が存在していることなのです。
殺される相手が、姦淫される相手が、盗まれる相手が、騙される相手が、そして奪われる相手が存在するのです。
「自分と同じように、あなたの隣人を愛する」ことこそが、神様が定められた律法のすべてです。》