◇◆◇日々のみ言葉
2023年2月6日(月)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙16章16節】
16:16 あなたがたは聖なる口づけをもって互いのあいさつをかわしなさい。キリストの教会はみな、あなたがたによろしくと言っています。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『16:16 あなたがたは聖い愛情をこめて互いにあいさつを交わしなさい。キリスト教会が皆、あなたがたによろしくと言っている。』
当時のローマ社会では、口づけがあいさつとして用いられていたのでしょうか。その風習が、イギリスやアメリカなどに文化として残されているのでしょうか。ともかく、日本の風習と文化には似合わないと思われます。
ユダヤにはユダヤの文化が有るように、日本にも日本独自の文化と風習があります。もし、日本人である私たちが、このみ言葉に従って、互いに口づけをかわすとしたら、周囲の人々は、どのように思われるのでしょうか。特に、この言葉は、男性同士において行なわれたと伝えられています。
その点を踏まえて、現代訳は「聖い愛情をこめて互いにあいさつを交わしなさい」と訳しているのです。
これは、相手が男性であっても、また女性であっても、聖い心を持って、互いにあいさつを交わすことを勧めています。また主にある兄弟姉妹として、接することを意味しています。
そして、最後に「キリスト教会はみなあなたがたによろしく」とは、パウロが開拓した異邦人教会も、そして牧師ヤコブが率いるエルサレム教会も、ローマにある教会を覚えて祈っている、と言うことだと思われます。
私たちは、互いに取りなしの祈りを捧げることが出来るのです。》