◇◆◇日々のみ言葉
2023年3月9日(木)
◎聖書箇所【マルコの福音書1章19節~20節】
1:19 また少し行かれると、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネをご覧になった。彼らも舟の中で網を繕っていた。
1:20 すぐに、イエスがお呼びになった。すると彼らは父ゼベダイを雇い人たちと一緒に舟に残して、イエスについて行った。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度、現代訳を掲載します。
『1:19 そこからさらにまた少し行かれると、イエスは別の二人の兄弟、ゼベダイの子ヤコブとその弟ヨハネが、舟の中で網を繕っているのをご覧になった。
1:20 イエスは、すぐに彼らをお召しになった。すると、彼らは父ゼベダイを雇い人たちと一緒に舟に残して、イエスに従った。』
ヨハネは福音書にこのように書き記しています。
『イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行ない、ご自分の栄光を現わされた。それで、弟子たちはイエスを信じた。その後、イエスは母や兄弟たちや弟子たちと一緒に、カペナウムに下って行き、長い日数ではなかったが、そこに滞在された。(ヨハネ2:11~2:12)』と。
その日、主イエスはガリラヤ湖畔を歩いていたのです。もしかしましたら、朝早く一人で、寂しい所で祈られたのではないでしょうか。
その帰りがてら、まずシモン・ペテロと弟アンデレに目を留められ、召し出したのです。そして次に、実の従兄弟であるヤコブとヨハネに目を留められたというわけです。
「そこからさらにまた少し行かれると、イエスは別の二人の兄弟、ゼベダイの子ヤコブとその弟ヨハネが、舟の中で網を繕っているのをご覧になった。」
この時、シモンと弟アンデレは主イエスと共にいました。主イエスはヤコブとヨハネに、ペテロたちに語られた同じ言葉をかけられたと私は信じています。
「私について来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」
主イエスのこのみ言葉によって、多くの若者が献身しました。かつて私自身も、河口湖の「ホテル大橋」において開催された「青年キャンプ」の三日目の最後の集会「宣教アワー」において、その教派の神学校長であった宣教師の先生が、同じみ言葉を語られた時に「召し」を受けたのです。
しかし、主イエスは「今すぐではなくもうしばらく待ちなさい」とも語られました。その通りに、十数年の忍耐期間がありました。
この時、二十数名の若者が献身し、その後、神学校に入学して行きました。その大会の責任者が、私のかつての友人(教会の青年会長)であり、副責任者が私だったのです。
その時献身した青年たちは、現在その教派の教会において大きく用いられています。私がかつて在籍していた「フェローシップ」でしたが、今では、その神学校に行けなかったことが、私に取っては幸いだったのです。》