• 日々のみ言葉 2023年3月12日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年3月12日(日)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書1章21節~22節】
    1:21 それから、一行はカペナウムにはいった。そしてすぐに、イエスは安息日に会堂にはいって教えられた。
    1:22 人々は、その教えに驚いた。それはイエスが、律法学者たちのようにではなく、権威ある者のように教えられたからである。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。現代訳を再度、掲載します。
    『1:21 それから、イエスの一行はカペナウムの町に入られた。そして早速、次の安息日には、会堂にはいって教え始められた。
     1:22 それを聞いた人々は、その教えに驚いた。というのは、イエスが律法学者たちのようにただいろいろな教えを説明するのではなく、権威あるお方として教えられたからである。』

     主イエスは、四人の側近の弟子であったシモン・ペテロと弟アンデレ、実の従兄弟に当たるゼベダイの子ヤコブとヨハネ、彼らが住んでいたカペナウムから伝道を始められました。
     しかも、その四人の弟子たちが、幼い頃から毎安息日ごとに集っていた、カペナウムのユダヤ人会堂からスタートさせたのです。
     これは、まさしく主イエスにおける弟子訓練でありました。やがて弟子たちを残して、天に引き上げられる主にとって、この馴染み深いカペナウムのシナゴークから始めたことは、大きな意味を持っていたのです。
     主イエスは、シモン・ペテロの家をガリラヤ伝道の本拠地とされました。叔母サロメの家ではなかったのです。
     これは、シモン・ペテロを使徒のリーダーとする為に、あえて、姑(しゅうとめ)のいる彼の家を選ばれたのです。主は、この家を「自分の家」とも呼んでいます。

     さて、「イエスは安息日に会堂にはいって教えられた」とありますが、この時に何を教えられたのでしょうか。マタイによると、
    『この時から、イエスは宣教を開始して、言われた。「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」(マタイ4:17)』と書かれています。

     バプテスマのヨハネは「悔い改め」を説きました。そしてその印としてバプテスマ(洗礼)を授けたのです。主ご自身もまず「悔い改め」を説いておられます。
     そして次に「天の御国」ですが、これは主イエスご自身のことです。神様ご自身が、その場に居合わせた人々に近づいて下さったと言うことなのです。》

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