◇◆◇日々のみ言葉
2023年4月15日(土)
◎聖書箇所【マルコの福音書2章27節~28節】
2:27 また言われた。「安息日は人間のために設けられたのです。人間が安息日のために造られたのではありません。
2:28 人の子は安息日にも主です。」
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『2:27 また、こうも言われた。「安息日は、人のために主が設けられたのであって、人が安息日のために造られたわけではありません。
2:28 それに、私は安息日を定めた主です。」』
今日で、マルコの福音書の2章の学びも一段落となり、明日からが第3章となります。主イエスと、天敵となったパリサイ人や律法学者たちとの「安息日論争」が始まりました。
以前においても、主イエスは、安息日に、ユダヤ人の会堂で、片手の萎えた人を癒されたことがありました。その行為を目の当たりに見た、パリサイ人や律法学者たちは、主を何とかして殺そうと考え始めたとあります。
なぜなら、安息日に人を癒すことは「医療行為」にあたり、仕事をしたことになり、それは安息日違反、つまり律法を破ることだと彼らは考えているのです。癒された人の喜びなどには目も向けません。いかに彼らが偽善者であることが分かります。
ここで、主イエス様は、安息日についての真理を彼らに教えています。
「安息日は人間のために設けられたのです。人間が安息日のために造られたのではありません。人の子は安息日にも主です。」(新改訳)
「安息日は、人のために主が設けられたのであって、人が安息日のために造られたわけではありません。それに、私は安息日を定めた主です。」(現代訳)
特に、最後の言葉こそが真理です。安息日を定められたお方、真の神様ご自身の言葉なのです。
人間には休みが必要です。休息が必要です。また、人間だけではなく、牛や馬などの家畜であっても、やはり休息が必要なのです。安息日は人の為にあるのです。
私は、何時も思うことがあります。欧米などと比べて、日本人は働き過ぎであると。欧米諸国には、夏休みが約三ヵ月近くあります。家族と共に過ごす時間や、リフレッシュする時間があるのです。学校もそうです。欧米諸国の学校には、休みが多いのです。もっとゆとりがあるのです。
日本の子供たちは勉強のしすぎです。しかし、その学力は勉強の量に比例せず、欧米諸国には、全くおよばず、かなわないのです。これが日本の現状です。聖書を土台としていない、哀れな国の現状なのです。本当にリバイバルが必要なのです。》