◇◆◇日々のみ言葉
2023年4月26日(水)
◎聖書箇所【マルコの福音書3章16節~19節】
3:16 こうして、イエスは十二弟子を任命された。そして、シモンにはペテロという名をつけ、
3:17 ゼベダイの子ヤコブとヤコブの兄弟ヨハネ、このふたりにはボアネルゲ、すなわち、雷の子という名をつけられた。
3:18 次に、アンデレ、ピリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、アルパヨの子ヤコブ、タダイ、熱心党員シモン、
3:19 イスカリオテ・ユダ。このユダが、イエスを裏切ったのである。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。今日は、ルカにおける平行記事を掲載します。
『6:13 夜明けになって、弟子たちを呼び寄せ、その中から十二人を選び、彼らに使徒という名をつけられた。
6:14 すなわち、ペテロという名をいただいたシモンとその兄弟アンデレ、ヤコブとヨハネ、ピリポとバルトロマイ、
6:15 マタイとトマス、アルパヨの子ヤコブと熱心党員と呼ばれるシモン、
6:16 ヤコブの子ユダとイエスを裏切ったイスカリオテ・ユダである。』
ルカは、変わった順番で十二名の名前を書き記していますが、最初の六名は、主イエスが、洗礼者ヨハネからバプテスマを授かって後、召し出された者たちであることには、マルコと変わりありません。その次には、レビ(マタイ)を召し出されたのです。
また、マルコとルカは、マタイの次ぎに、デドモと呼ばれたトマスを書き記しています。福音書には、何時トマスが加わったのかについては、何も書かれてはおりません。
もしかしましたら、カペナウムの取税所に座っていたレビを召し出し、その直ぐ後に、トマスを召し出されたのかも知れません。
それから、主イエスと弟子たちの一行は、レビの家において食卓の席に招かれます。その時、レビの弟であるアルパヨの子ヤコブが、弟子に加えられたと考えるのが、一番道理にあっているかと思われます。
また、三つの共観福音書においては、最後に「イスカリオテのユダ」の名を書き記しています。そして、このユダが主イエスを裏切ったことを、明確に証言しているのです。》