• 日々のみ言葉 2023年4月28日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年4月28日(金)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書3章21節】
    3:21 イエスの身内の者たちが聞いて、イエスを連れ戻しに出て来た。「気が狂ったのだ。」と言う人たちがいたからである。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『3:21 イエスの身内の者たちは、このことを聞くと、イエスを連れ戻そうとして出かけて来た。「気が変になっている」と言う人たちがいたからである。』

     この節は、マルコの福音書の同じ章の中の31節~32節に続きます。
    『さて、イエスの母と兄弟たちが来て、外に立っていて、人をやり、イエスを呼ばせた。大ぜいの人がイエスを囲んですわっていたが、「ご覧なさい。あなたのおかあさんと兄弟たちが、外であなたをたずねています。」と言った。(マルコの福音書3:31~3:32)』

     この時は、主イエスの公生涯の初めの頃であったことは言うまでもありません。「イエスの身内の者たち」とは、31節を見ますと、「イエスの母と兄弟たち」となっており、ここにはヨセフの名前は書かれていません。よって、公生涯を始められた時には、ヨセフはすでに存在していないことは明白です。

     主イエスの家族は、「気が狂ったのだ」あるいは、「気が変になっている」と言ううわさを聞いて、ナザレからカペナウムにやって来たのです。
     しかし、摩訶不思議なことでもあります。ヨハネによりますと、主の母マリアと弟と妹たちは、カナの婚礼の後で、主イエスと六人の弟子たちと共に、カペナウムにやって来て、ゼベダイの家に泊まったはずです。その時には、もうすでに、メシアとしての栄光を現わし始めておられたのです。母マリアと弟と妹たちは、水が葡萄酒に変わった最初のしるしである奇跡を目の当たりにしたはずなのです。
     それなのに、なぜ、この時点においては、主の母マリアを除くとして、弟と妹たちは、兄である主イエスを信じることが出来なかったのでしょうか。もちろん、主イエスの復活後は、全員クリスチャンになるのですが。》

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