• 日々のみ言葉 2023年4月29日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年4月29日(土)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書3章22節~27節】
    3:22 また、エルサレムから下って来た律法学者たちも、「彼は、ベルゼブルに取りつかれている。」と言い、「悪霊どものかしらによって、悪霊どもを追い出しているのだ。」とも言った。
    3:23 そこでイエスは彼らをそばに呼んで、たとえによって話された。「サタンがどうしてサタンを追い出せましょう。
    3:24 もし国が内部で分裂したら、その国は立ち行きません。
    3:25 また、家が内輪もめをしたら、家は立ち行きません。
    3:26 サタンも、もし内輪の争いが起こって分裂していれば、立ち行くことができないで滅びます。
    3:27 確かに、強い人の家に押し入って家財を略奪するには、まずその強い人を縛り上げなければなりません。そのあとでその家を略奪できるのです。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『3:22 また、エルサレムから下って来た律法学者たちも、「彼は、悪霊の頭に取りつかれている。」と言ったり、「悪霊どもの頭によって、悪霊どもを追い出しているのだ」とも言った。
    3:23 そこで、イエスは弟子たちをそばに呼んで、たとえ話をされた。「悪魔がどうして悪霊を追い出せるでしょう。
    3:24 もし国が内部で分裂したら、その国は立ち行きません。
    3:25 また、家でも内輪争いをしたら、その家は立ち行きません。
    3:26 悪魔でも同じことです。もし内輪争いをして、分裂をしてごらんなさい。彼らでも立ち行くことはできないので、滅んでしまいます。
    3:27 だれでも強い者を縛らないなら、どうして強い者の家に押し入って、家財を奪うことができるでしょうか。そのようにして初めて、その家を奪うことができるのです。』

     パリサイ人や律法学者たちがここで使用しています「ベルゼブル」とは、本来は「家長」とか「住居の主」といった意味の言葉です。
     ヘブル語では、「バアル・ゼブール」で、サタン、あるいは悪霊のかしらの別名として用いられるようになりました。
     また、この言葉は、第Ⅱ列王記にも登場します。それが、エクロンの神「バアル・ゼブル」です。意味は、「ハエの王」となります。
     おそらく、ここから、「悪霊の頭」という意味で使われたと考えられます。明日も同じ箇所からとなります。》

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