• 日々のみ言葉 2023年5月7日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年5月7日(日)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書4章1節】
    4:1 イエスはまた湖のほとりで教え始められた。おびただしい数の群衆がみもとに集まった。それでイエスは湖の上の舟に乗り、そこに腰をおろされ、群衆はみな岸べの陸地にいた。

    ◎ショートメッセージ
    《今日から、マルコの福音書の学びは、第4 章に入ります。現代訳を掲載します。
    『4:1 イエスは、また湖のほとりで教え始められた。大勢の群衆がみもとに集まって来た。そこで、イエスは湖の上に舟を出し、それに乗り、腰をおろされた。群衆はみな浜辺の陸地にいた。』

     実は、このすぐ前のことです。すなわち主イエスが十二使徒を選ばれる前にも、これと同じような光景があったのです。

     マルコによりますと、
    『それから、イエスは弟子たちと共に湖のほうに退かれた。すると、ガリラヤから出て来た大勢の人々がついて行った。またユダヤから、エルサレムから、イドマヤから、ヨルダンの川向こうやツロ、シドンあたりから、大勢の人々が、イエスの行なっておられることを聞いて、みもとにやって来た。イエスは、大勢の人なので、押し寄せて来ないよう、ご自分のために小舟を用意しておくように弟子たちに言いつけられた。(マルコ3:7~3:9)』となっています。

     この時、持ち舟を出したのは、シモン・ペテロとアンデレです。なぜなら、彼らの職業は漁師だからです。
     しかし、彼らの家には、彼ら以外には、働く者がいないはずです。それにもかかわらず、彼らは仕事を捨てて、主に仕えているのです。

     ゼベダイの子ヤコブとヨハネも漁師です。しかし、彼らが、仕事を放棄したとしても、父ゼベダイには多くの雇い人がいたことが考えられます。それゆえ、引き続き漁を行ない、神の祝福によって、主イエスと弟子たち、そして自分たち家族の経済的必要を、十分満たすことが出来たのではないでしょうか。

     私は、シモン・ペテロの家にも、網元ゼベダイからのお裾分けがあったと信じています。これこそが、主イエスにある「愛の共同体」と言えるのではないでしょうか。
     明日も同じ箇所からとなります。》

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