◇◆◇日々のみ言葉
2023年6月19日(月)
◎聖書箇所【マルコの福音書5章38節~40節】
5:38 彼らはその会堂管理者の家に着いた。イエスは、人々が、取り乱し、大声で泣いたり、わめいたりしているのをご覧になり、
5:39 中にはいって、彼らにこう言われた。「なぜ取り乱して、泣くのですか。子どもは死んだのではない。眠っているのです。」
5:40 人々はイエスをあざ笑った。しかし、イエスはみんなを外に出し、ただその子どもの父と母、それにご自分の供の者たちだけを伴って、子どものいる所へはいって行かれた。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『5:38 彼らは、会堂管理者の家に着いた。イエスは、人々が大声で泣いたり、わめいたりして、取り乱しているのをご覧になり、
5:39 中に入って、彼らにこう言われた。「どうして泣いたり、取り乱しているのですか。この子は、死んだのではありません。眠っているだけです。」
5:40 人々はイエスをあざ笑った。しかし、イエスは野次馬たちを外に出し、ただその子どもの両親と、一緒に連れて来られた三人の弟子たちだけを連れて、子どものいる所へ入って行かれた。』
ヤイロの家は、カペナウムのどの辺りにあったのでしょうか。聖書には書かれてはいませんが、おそらくカペナウムの会堂の側(そば)ではないでしょうか。
主イエス様の一行とヤイロが家に着いた時には、すでの多くの人々が、取り乱し、大声で泣いたり、わめいたりしていました。これほどの人々が、すぐ集まって来たことから、やはりメイン・ストリートにヤイロの家があったと思われます。
また、当時、このような悲しい出来事がありますと、「泣き女」と呼ばれる者がやって来て、大声で悲しみを表わしますが、これは仕事であり、後に報酬が支払われることになるようです。
主は言われます。
「なぜ取り乱して、泣くのですか。子どもは死んだのではない。眠っているのです。」
と言うことは、先ほど来た使いの者が言ったことは、誤りであったのでしょうか。
「あなたのお嬢さんはなくなりました。なぜ、このうえ先生を煩わすことがありましょう。」と。
そうではありません。ヤイロの娘はこの時、死んだのです。ただ、死んでから、まだそんな長い時間が経過していないことは事実でした。
主イエス様が言われたことは、奥義であって、肉体の死は、実は眠りに過ぎないということです。つまり、目覚める時が来る、すなわち肉体の復活があると言うことです。明日も同じ箇所からとなります。》