• 日々のみ言葉 2023年8月8日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年8月8日(火)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書7章32節~37節】
    7:32 人々は、耳が聞こえず、口のきけない人を連れて来て、彼の上に手を置いて下さるように願った。
    7:33 そこで、イエスは、その人だけを群衆の中から連れ出し、その両耳に指を差し入れ、それからつばきをして、その人の舌にさわられた。
    7:34 そして、天を見上げ、深く嘆息して、その人に「エパタ。」すなわち、「開け。」と言われた。
    7:35 すると彼の耳が開き、舌のもつれもすぐに解け、はっきりと話せるようになった。
    7:36 イエスは、このことをだれにも言ってはならない、と命じられたが、彼らは口止めされればされるほど、かえって言いふらした。
    7:37 人々は非常に驚いて言った。「この方のなさったことは、みなすばらしい。つんぼを聞こえるようにし、おしを話せるようにして下さった。」

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『 7:32 人々は、聾唖者を連れて来て、彼の上に手を置いて治して下さるようにと願った。
     7:33 そこで、イエスは、その人を群衆の中から連れ出し、その両耳に指を差し入れ、それからつばきを付けて、その人の舌に触られた。
     7:34 そして天を仰ぎ、深くため息を突いて、その聾唖者に同情し、その人に「エパタ」すなわち「開け」と言われた。
     7:35 すると、彼の耳が開き、舌のもつれもすぐに解け、はっきりと話せるようになった。
     7:36 イエスは、このことをだれにも言ってはいけないと人々に命じられたが、彼らは口止めされればされるほど、かえって言いふらした。
     7:37 人々は非常に驚いて言った。「この方のなさったことは、何もかもすばらしい。聾唖者を聞こえるようにし、また話せるようにして下さった。」』

     まず、新改訳は、差別用語とされた「つんぼ」や「おし」などが使用されていますが、2017版では、すべて変更されています。現代訳では、増刷するたびごとに、尾山令仁師が、見直し、おかしい表現や日本語を、できうる限り訂正しています。

     さて、人々は、ひとりの聾唖者を主のみ元に連れて来て、治して下さるように願ったとあります。
     ところで、この人は生まれつき、耳が聞こえず、話すことが出来なかったのでしょうか。もしかしましたら、小さい頃に大病にかかり、耳が聞こえなくなり、また話せなくなってしまったのではないでしょうか。
     もし生まれつきであったとしたら、言葉を話すのには、無理があると思うのです。かつて話せたからこそ、主イエスが癒された時に、再び話せるようになったのではないでしょうか。そのしるしが、「舌のもつれが解けた」ことだと、思うのです。明日も同じ箇所から続きとなります。》

Comments are closed.