◇◆◇日々のみ言葉
2023年8月22日(火)
◎聖書箇所【マルコの福音書8章22節~26節】
8:22 彼らはベツサイダに着いた。すると人々が、盲人を連れて来て、さわってやって下さるようにイエスに願った。
8:23 イエスは盲人の手を取って村の外に連れて行かれた。そしてその両眼につばきをつけ、両手を彼に当ててやって、「何か見えるか。」と聞かれた。
8:24 すると彼は、見えるようになって、「人が見えます。木のようですが、歩いているのが見えます。」と言った。
8:25 それから、イエスはもう一度彼の両眼に両手を当てられた。そして、彼が見つめていると、すっかり直り、すべてのものがはっきり見えるようになった。
8:26 そこでイエスは、彼を家に帰し、「村にはいって行かないように。」と言われた。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『8:22 彼らがはベツサイダに着くと、人々は盲人を連れて来て、さわって下さるようにと、イエスに願った。
8:23 イエスは盲人の手を取って、村の外に連れて行かれた。そして、両眼につばを付け、両手を彼に当てて、「何か見えますか」と聞かれた。
8:24 すると、彼は目を上げて、「人が見えます。木のようですが、歩いているようです」と答えた。
8:25 それから、イエスはもう一度、彼の両眼に両手を当てられた。盲人が見詰めていると、すっかり治って、すべてのものがはっきり見えるようになった。
8:26 そこで、イエスは彼を家に帰し、「村に入って行かないように。」と言われた。』
主イエス様の一行は、ベツサイダに向かわれました。ここはピリポや、シモン・ペテロとアンデレの生まれ故郷であったと、ヨハネは書き記しています。マルコは、主イエス様の一行が、宿泊されたことなどの日常的なことを一切省いています。食事もせず、また体を休ませず、24時間伝道の働きをすることは不可能です。また、夜は本当に真っ暗ですし、ユダヤの気候は、朝と夜との気温差が大きく、いくら丈夫な彼らであっても、体にこたえます。十分な睡眠と食事があってからこそ、働けるというものです。
食事の一時は、主に取っても、また十二弟子に取っても、楽しい交わりの時であったことは間違いありません。その日に成された多くの奇跡について、話が盛り上がったのではないでしょうか。
私たちも、やがて御国において、主イエス様と共に食卓に着くことになります。今から、その時が待ち遠しいものです。明日も同じ箇所からとなります。》