• 日々のみ言葉 2023年9月11日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年9月11日(月)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書9章8節~10節】
    9:11 彼らはイエスに尋ねて言った。「律法学者たちは、まずエリヤが来るはずだと言っていますが、それはなぜでしょうか。」
    9:12 イエスは言われた。「エリヤがまず来て、すべてのことを立て直します。では、人の子について、多くの苦しみを受け、さげすまれると書いてあるのは、どうしてなのですか。
    9:13 しかし、あなたがたに告げます。エリヤはもう来たのです。そして人々は、彼について書いてあるとおりに、好き勝手なことを彼にしたのです。」

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『9:11 彼らはイエスに尋ねて言った。「律法学者たちは、なぜエリヤがまず来るはずだと言っているのですか。」
     9:12 イエスは答えられた。「エリヤがまず来て、すべてのものを立て直すのです。それでは、私が多くの苦しみを受け、さげすまれると旧約聖書に書いてあるのは、どうしてなのですか。
     9:13 しかし、よく聞いておきなさい。エリヤはもう来ています。それなのに、この世の人々は、彼に対して自分たちの好き勝手なことをしました。」』

     旧約聖書における最後の預言書はマラキ書であることは、疑いのないことです。マラキ書には、このように書き記されています。

    『見よ。私は、主の大いなる恐ろしい日が来る前に、預言者エリヤをあなたがたに遣わす。彼は、父の心を子に向けさせ、子の心をその父に向けさせる。それは、私が来て、のろいでこの地を打ち滅ぼさないためだ。」(マラキ4:5~4:6)』と。

     聖書の預言は、二重の預言が含まれている場合が多いのです。しかし、律法学者たちには、そのことが分かりません。
     エリヤと言う旧約聖書最大の預言者は、世界において、ただ一人しか存在しません。私やあなたが、唯一の存在であるように。
     この預言の通りに、近い将来、必ずエリヤは現われます。しかも、列王記に書かれたエリヤ本人です。

     今から二千年ほど前に、メシアなる主イエスの先駆者として、バプテスマのヨハネが、悔い改めを解き明かしました。バプテスマのヨハネは、エリヤの霊によって宣教を開始したと、主は言われます。エリヤの霊とは、エリヤ本人の霊ではなく、エリヤを満たしていた「聖霊」のことなのです。

     それだからこそ、主イエスは言われたのです。
    「しかし、あなたがたに告げます。エリヤはもう来たのです。そして人々は、彼について書いてあるとおりに、好き勝手なことを彼にしたのです。」と。
     弟子たちは、主が言われたのは、「バプテスマのヨハネ」であることを悟ったのです。》

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