◇◆◇日々のみ言葉
2023年9月12日(火)
◎聖書箇所【マルコの福音書9章14節~16節】
9:14 さて、彼らが、弟子たちのところに帰って来て、見ると、その回りに大ぜいの人の群れがおり、また、律法学者たちが弟子たちと論じ合っていた。
9:15 そしてすぐ、群衆は皆、イエスを見ると驚き、走り寄って来て、あいさつをした。
9:16 イエスは彼らに、「あなたがたは弟子たちと何を議論しているのですか。」と聞かれた。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『9:14 彼らが弟子たちの所に来て見ると、大勢の群衆が弟子たちを取り囲み、また、律法学者たちが弟子たちと論じ合っていた。
9:15 群衆は皆、イエスを見ると非常に驚き、走り寄って来て、あいさつをした。
9:16 イエスは彼らに、「あなたがたは、弟子たちと何を議論しているのですか。」と聞かれた。』
主イエス様とシモン・ペテロ、そしてゼベダイの子ヤコブとヨハネが、他の弟子たちを待機させていた場所に戻って来た時のことです。
確かに、この場所がヘルモン山麓のピリポ・カイザリヤであるとしたら、高い山はヘルモン山と同定出来るかと思われますが、タボル山の方が現実的であることを、前回にも述べさせていただきました。また、主は何日も他の弟子たちを待機させることは、されなかったと思うからです。
さて、弟子たちの回りに大勢の人が集まっていました。また、律法学者たちが弟子たちと論じ合っていた、と言うのです。なぜ、律法学者だと分かるかと言いますと、彼らはそれを指し示す服装をしていたからです。
それを見た主イエスは、律法学者たちに尋ねました。
「あなたがたは弟子たちと何を議論しているのですか。」
もちろん、主は神の御子なるお方ですから、すべてをご存じでしたが、あえて彼らに尋ねたわけです。
主は、私たちの心の隅々まで、すべてご存知です。しかし、私たちが口で告白することを要求されるのです。》