• 日々のみ言葉 2023年9月13日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年9月13日(水)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書9章17節~19節】
    9:17 すると群衆のひとりが、イエスに答えて言った。「先生。おしの霊につかれた私の息子を、先生の所に連れてまいりました。
    9:18 その霊が息子に取り付きますと、所かまわず彼を押し倒します。そして彼はあわを吹き、歯ぎしりして、体をこわばらせてしまいます。それでお弟子たちに、霊を追い出して下さるようにお願いしたのですが、お弟子たちには出来ませんでした。」
    9:19 イエスは答えて言われた。「ああ、不信仰な世だ。いつまであなたがたと一緒にいなければならないのでしょう。いつまであなたがたにがまんしていなければならないのでしょう。その子を私の所に連れて来なさい。」

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『9:17 すると群衆のひとりが、イエスに答えて言った。「先生。聾唖の霊につかれている私の息子を、先生の所に連れてまいりました。
     9:18 その霊が息子に取り付きますと、どこであろうと彼を引き倒します。すると、彼はあわを吹き、歯ぎしりして、体をこわばらせてしまいます。イエス様がお留守なので、お弟子さんにお願いして、霊を追い出していただこうと思ったのですが、お弟子さんには出来ませんでした。」
     9:19 イエスは答えて言われた。「ああ、不信仰な時代だ。私はいつまで、あなたがたと一緒にいなければならないのでしょう。いつまで、あなたがたに辛抱しなければならないのでしょう。その子を私の所に連れて来なさい。」』

     高い山、すなわち変貌山から下りて来ますと、大きな問題が起こっていました。残して来た弟子たちが、群衆に囲まれ、また律法学者たちと議論をしていたのです。
     すると、一人の父親が主イエス様の御前に進み出ました。

    「先生。おしの霊につかれた私の息子を、先生の所に連れてまいりました。その霊が息子に取り付きますと、所かまわず彼を押し倒します。そして彼はあわを吹き、歯ぎしりして、体をこわばらせてしまいます。それでお弟子たちに、霊を追い出して下さるようにお願いしたのですが、お弟子たちには出来ませんでした。」

     その後、主イエス様は、落胆と怒りから、次のように言われたのです。
    「ああ、不信仰な時代だ。私はいつまで、あなたがたと一緒にいなければならないのでしょう。いつまで、あなたがたに辛抱しなければならないのでしょう。その子を私の所に連れて来なさい。」と。ここは、現代訳の方が優れていると思います。

     所で、これはどのような意味なのでしょうか。主は誰に対して「あなたがた」と言っているのでしょう。父親でしょうか。律法学者でしょうか。それとも弟子たちでしょうか。

     答えは、全員に対してです。私たちは、元来不信仰なのです。なかなか「信じ切る」あるいは、「完全に信じる」と言うことが出来ないのです。信仰とは、聖書をそのまま、有りのままに、単純に、信じ受け入れることなのです。そして、み言葉に従うことなのです。》

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