• 日々のみ言葉 2023年9月15日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年9月15日(金)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書9章20節~24節】
    9:20 そこで、人々はイエスの所にその子を連れて来た。その子がイエスを見ると、霊はすぐに彼をひきつけさせたので、彼は地面に倒れ、あわを吹きながら、ころげ回った。
    9:21 イエスはその子の父親に尋ねられた。「この子がこんなになってから、どのくらいになりますか。」父親は言った。「幼い時からです。
    9:22 この霊は、彼を滅ぼそうとして、何度も火の中や水の中に投げ込みました。ただ、もし、おできになるものなら、私たちをあわれんで、お助け下さい。」
    9:23 するとイエスは言われた。「できるものなら、と言うのか。信じる者には、どんなことでもできるのです。」
    9:24 するとすぐに、その子の父は叫んで言った。「信じます。不信仰な私をお助け下さい。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。再度、現代訳を掲載します。
    『9:20 そこで、人々はイエスの所にその子を連れて来た。その子がイエスを見ると、霊はすぐに彼を引き付けさせたので、地面に倒れ、あわを吹きながら、ころげ回った。
     9:21 イエスはその子の父親に尋ねられた。「この子がこのようになってから、もうどのくらいたちますか。」父親は言った。「幼い時からです。
     9:22 この霊は、この子を何度も火の中、水の中に投げ込んで、殺そうとしました。しかし、もし、お出来になるものでしたら、私どもをあわれんで、お助け下さいませんでしょうか。」
     9:23 イエスは彼に言われた。「お出来になるものでしたらなどと言うのか。信じることです。そうしたら、治してあげます。」
     9:24 すると、その子の父親はすぐに叫んで言った。「信じます。でも、信じきれない私をお助け下さい。」』

     当時のユダヤにおける大きな問題とは、悪霊に取り憑かれることでした。主イエス様が、公生涯を始めるまでは、悪霊どもが猛威を奮っていたのです。
     主は、ラビとして教えることが許される30歳までは、沈黙を保たれました。その時までは、悪魔と悪霊どもは、「ナザレのイエス」こそがメシアであることは、伏されていたのです。
     しかし、ついに時が来ました。主は、神の御子として、悪霊どもを追い出し始めたのです。

     今の世界はどうでしょうか。様々な犯罪が起こるその裏側に、悪魔と悪霊どもが潜んでいます。戦争の元をたどれば、悪魔と悪霊どもの仕業なのです。
     天使、すなわち御使いが確かに存在するように、悪魔(サタン)と悪霊は存在します。そして、私たちの真の敵は、彼らなのです。
     しかし、そうだと言って、悪魔と悪霊に目を留めるべきではありません。私たちが、目を留めるべきお方は、ただお一人。それは、主イエス・キリストなのです。
     主が十字架上に流された尊い血潮によって、私たちは守られています。それゆえ、日々、私たちは「主の十字架」を見上げる必要があるのです。「十字架」こそが、私たちの力の源なのですから。》

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