◇◆◇日々のみ言葉
2023年12月13日(水)
◎聖書箇所【マルコの福音書13章18節~20節】
13:18「ただ、このことが冬に起こらないように祈りなさい。
13:19 その日は、神が天地を創造された初めから、今に至るまで、いまだかつてなかったような、またこれからもないような苦難の日だからです。
13:20 そして、もし主がその日数を少なくして下さらないなら、ひとりとして救われる者はないでしょう。しかし、主は、ご自分で選んだ選びの民のために、その日数を少なくして下さったのです。」
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『13:18 「あなたがたの逃げるのが、冬に起こらないように祈りなさい。そうでないと、あなたがたは逃げ損なうでしょう。
13:19 その時には、世の初めから今に至るまで、起こったことがなく、また今後も起こらないほどの大きな苦難があるからです。
13:20 その苦難の期間が短くされなかったら、救われる人は、一人もいません。しかし、主は選ばれた人たちのために、主は、その期間を短くされます。」』
この預言は、終わりの時代のクライマックスである「主イエス・キリストの再臨」の時において起きることなのです。そして、主は、はっきりと「あなたがた」と言われています。すなわち、エルサレムおよびエルサレム郊外に住んでいるユダヤの人々に向けて語っています。
特に、「あなたがたの逃げるのが、冬に起こらないように祈りなさい。そうでないと、あなたがたは逃げ損なうでしょう。」と、現代訳では、この主旨を明確にする為に、あえて言葉を付け加えて説明しています。
なぜなのでしょうか。冬ならば何が降り積もりますか。そうです。雪です。もし、主イエス・キリストの再臨が冬に起こったとしたら、彼らは、降り積もった雪の為に、逃げ損なうことになると、主は言われるのです。
「その時には、世の初めから今に至るまで、起こったことがなく、また今後も起こらないほどの大きな苦難があるからです。(現代訳)」と主は言われましたが、これは全世界に同時に起きることであると考えられます。
「そして、もし主がその日数を少なくして下さらないなら、ひとりとして救われる者はないでしょう。しかし、主は、ご自分で選んだ選びの民のために、その日数を少なくして下さったのです。(新改訳)」
ここで、「ご自分で選んだ選びの民」とは、ユダヤ人たちのことです。ユダヤ人は、「神様の選民」なのです。しかも、この事実は永遠に変わることがありません。
この時、実際何が起きるのかは、全く分かりません。しかし、これだけは言えます。この苦難や災いは、地球規模のものであることです。
私の推測では、自然現象の大異変であって、地球の地軸が揺れ動いて、移動するのではないでしょうか。》