◇◆◇日々のみ言葉
2023年12月18日(月)
◎聖書箇所【マルコの福音書13章28節~30節】
13:28「いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。
13:29 そのように、これらのことが起こるのを見たら、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。
13:30 まことに、あなたがたに告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。」
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『13:28「いちじくの木からのたとえを学びなさい。その枝がすでに柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。
13:29 それと同じように、私が今話したこれらのしるしを見たなら、あなたがたは、私がもうすぐ来るのだということを知りなさい。
13:30 とく言っておきますが、確かにこれらのことがすべて起こるまでは、この世は滅びることはありません。」』
いちじくとは、ヘブル語で、「テエーナー」、ギリシャ語は、「シュケー」「シュコン」と言います。イスラエルにはいちじくが非常に多く、生のまま食用にされ、あるいは乾果として保存食糧にされました。彼らの貴重な食料であったのです。
いちじくは、3月から4月にかけて青い実をたくさんつけます。これは6月から7月にかけて熟する夏いちじくとなります。
それからさらに、8月から9月にかけて、その年の新しい枝についた果実が熟し、これを秋いちじくと言います。生食が一番おいしいことはもちろんですが、乾燥させた実も甘くおいしいものです。
『「いちじくの木からのたとえを学びなさい。その枝がすでに柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。それと同じように、私が今話したこれらのしるしを見たなら、あなたがたは、私がもうすぐ来るのだということを知りなさい。」』
「これらのこと」とは、主イエス様が、何回かに分けて弟子たちに話されたことです。しかし、彼らが生きている間には、起こらなかったのです。
主は、弟子たちに言われました。
「まことに、あなたがたに告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。」
この時代とは、終わりの時代のことです。終わりの時代とは、主イエス・キリストが再臨される時までのことを指しています。》