◇◆◇日々のみ言葉
2024年2月19日(月)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章72節】
14:72 するとすぐに、鶏が、二度目に鳴いた。そこでペテロは、「鶏が二度鳴く前に、あなたは、私を知らないと三度言います。」というイエスのお言葉を思い出した。それに思い当たったとき、彼は泣き出した。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『14:72 するとすぐに、鶏が二度目に鳴いた。そこで、ペテロは、「鶏が二度鳴く前に、あなたは三度私を知らないと言います。」と言われた主の御言葉を思い出した。そして、それを思い返して、泣き続けた。』
最後の晩餐を終えて、ゲッセマネの園に向かう道すがら、主イエスはシモン・ペテロに預言されました。
『ペテロがイエスに言った。
「たとい全部の者がつまずいても、私はつまずきません。」
イエスは彼に言われた。
「まことに、あなたに告げます。あなたは、きょう、今夜、鶏が二度鳴く前に、私を知らないと三度言います。」
ペテロは力を込めて言い張った。
「たとい、ご一緒に死ななければならないとしても、私は、あなたを知らないなどとは決して申しません。」(マルコ14:29~14:31抜粋)』
この時の、シモン・ペテロの主への答えには、嘘偽りは無く、まさしく本心から出たものでした。しかし、それにも関わらず、あの大祭司の庭において、どうしてあのように、主が預言された通りに、シモン・ペテロは、三度否定することになってしまったのでしょうか。
人間は弱いのです。人間は恐れるのです。
そして、この時には、まだ「助け主」であられる聖霊様は、降ってはおられないのです。
この場面から、私たちは何を学ぶべきでしょうか。それは、いかに「聖霊」なるお方が、私たちには必要であるかと言うことなのです。聖霊に満たされなければ、力強い「主の証人」になることは出来ないと言うことなのです。
やがて、ペテロは、ペンテコステにおいてそのことを知ることになるのです。》