◇◆◇日々のみ言葉
2024年2月22日(木)
◎聖書箇所【マルコの福音書15章2節】
15:2 ピラトはイエスに尋ねた。「あなたは、ユダヤ人の王ですか。」イエスは答えて言われた。「そのとおりです。」
◎ショートメッセージ
《マルコの福音書は、昨日から第15章に入っています。現代訳を掲載します。
『15:2 ピラトはイエスに尋ねた。「その方は、ユダヤ人の王なのか。」イエスは答えて言われた。「その通りです。」』
ローマ総督ポンテオ・ピラトは主イエスに尋ねました。
「あなたは、ユダヤ人の王ですか。」
この質問は、ピラトの口を通して、聖霊様が言わせたものだと思われます。またピラトは、まさしく全人類の代表として、この質問をしたのです。もちろん私やあなたの代わりとして、彼は質問したのです。
それに対して主イエスは、真をもって答えられます。
「そのとおりです。」
誇大妄想狂やペテン師ならまだしも、もし、そうでないとしたら、真実であり真理であり事実であることになります。
おそらく、ピラトは心の中で笑ったに違いありません。また、主イエスをピラトに引き渡した、ユダヤ議会の議員たちは、主の答えを聞いて、怒りに燃え、歯ぎしりしたに違いありません。
しかし、このお方こそ、主の主、王の王なるお方なのです。ピラトや議員たちも、やがて、その真実を知る時が必ずやって来ます。
そして、アリマタヤのヨセフやニコデモのように、悔い改めて、主イエスの弟子となった者たちを除いて、彼らは「白い御座」の裁きの場に立つことになるのです。
そして、もう一つの真理をここに掲載します。その真理とは、主イエスは、やがて数時間後に、彼らの為にも十字架に掛かられ、身代わりとなって死んで下さるのです。》