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日々のみ言葉 2024年3月3日(日)
◇◆◇日々のみ言葉
2024年3月3日(日)
◎聖書箇所【マルコの福音書15章17節～19節】
15:17 そしてイエスに紫の衣を着せ、いばらの冠を編んでかぶらせ、
15:18 それから、「ユダヤ人の王さま。ばんざい。」と叫んであいさつをし始めた。
15:19 また、葦の棒でイエスの頭をたたいたり、つばきをかけたり、ひざまずいて拝んだりしていた。◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『15:17 そして、イエスに王の着用するような紫の外套を着せ、いばらの冠を編んで、かぶらせ、
15:18 それから、「ユダヤ人の王様。万歳。」と叫んで、敬礼をし始めた。
15:19 また、葦の棒でイエスの頭をたたいたり、つばきを吐きかけたり、ひざまずいて拝んだりした。』ここに書かれたのは、アントニア要塞において、ローマ兵たちが、主イエスに対して行なった非礼の数々のことです。
まず、主イエスに｢紫の衣｣を着せたとあります。当時のローマにおいて、貴族などの身分の高い者だけが、この｢紫の衣｣を着用することが許されていました。彼らがどこからその衣を持って来たのは分かりませんが、誰かの持ち物であったことは、間違いありません。そして次に行なったことは｢いばらの冠｣です。と言うことは、アントニア要塞の中庭には、いばらが生えていたことになります。それで冠を作ったとしたら、作った兵士自身にも、いばらのトゲが刺さったはずです。
私は、尾瀨の燧岳に登った時に、このいばらの洗礼を受けました。急な上りの登山道で、あやまって滑り落ちそうになった時に、素手でつかんだのが、まさにいばらであったのです。手と腕にたくさんの傷が出来、血だらけになりました。今でもその痛みを忘れることはありません。
主の頭には、いばらが突き刺さり、血が滴り落ちたに違いありません。しかも、この血は、私たちの為だけではなく、このローマ兵士たちの為にも流されたのです。
明日も同じ箇所からとなります。》
