• 日々のみ言葉 2024年4月4日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2024年4月4日(木)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書16章3節~4節】
    16:3 彼女たちは、「墓の入口からあの石をころがしてくれる人が、だれかいるでしょうか。」とみなで話し合っていた。
    16:4 ところが、目を上げて見ると、あれほど大きな石だったのに、その石がすでにころがしてあった。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所になります。再度ですが、現代訳を掲載します。
    『16:3 彼女たちは、「だれかが、墓の入口にある石をころがしてくれないでしょうかね。」と話し合っていた。
    16:4 ところが、目を上げて見ると、大きな石なのに、もうだれかがその石をころがしてあった。』

    ところで、マタイの福音書によりますと、彼女たちが知らないことが書き記されています。
    『さて、次の日、すなわち備えの日の翌日、祭司長、パリサイ人たちはピラトの所に集まって、こう言った。
    「閣下。あの、人をだます男がまだ生きていた時、『自分は三日の後によみがえる。』と言っていたのを思い出しました。ですから、三日目まで墓の番をするように命じて下さい。そうでないと、弟子たちが来て、彼を盗み出して、『死人の中からよみがえった。』と民衆に言うかもしれません。そうなると、この惑わしのほうが、前の場合より、もっとひどいことになります。」
    ピラトは
    「番兵を出してやるから、行って出来るだけの番をさせるがよい。」と彼らに言った。
    そこで、彼らは行って、石に封印をし、番兵が墓の番をした。(マタイ27:62~27:66)』

    ここから、弟子たちや女たちよりも、最高議会の議員である祭司長やパリサイ人たちの方が、主イエスの復活を信じていたことが分かります。もっとも、弟子たちが盗んで行くという常識の範囲でしか理解していませんでしたが。

    そこで、四人組のローマ兵士たちが、上官である百人隊長の指示によって、「ローマ式封印」を施したというわけです。
    それは、丸い石のふたと入り口の前後左右の壁に、十時にくさびを打ち込んで、太い鎖を十時の字に、丸い石のふたが動かないように固定するというものでした。
    また、文字が書かれた羊皮紙が貼ってあり、「何人ともこの封印を解く者があれば死罪に処す」、と書かれてあったのです。

    彼女たちがやって来た時には、鉄の鎖は引きちぎられており、丸い墓の石のふたは、かなり離れた所にころがっていたのです。》

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