◇◆◇日々のみ言葉
2024年4月7日(日)
◎聖書箇所【マルコの福音書16章5節~7節】
16:5 それで、墓の中にはいったところ、真白な長い衣をまとった青年が右側にすわっているのが見えた。彼女たちは驚いた。
16:6 青年は言った。「驚いてはいけません。あなたがたは、十字架につけられたナザレ人イエスを捜しているのでしょう。あの方はよみがえられました。ここにはおられません。ご覧なさい。ここがあの方の納められた所です。
16:7 ですから行って、お弟子たちとペテロに、『イエスは、あなたがたより先にガリラヤへ行かれます。前に言われたとおり、そこでお会いできます。』とそう言いなさい。」
◎ショートメッセージ
《昨日および一昨日と同じ箇所からとなります。
今日は、御使いが彼女たちに伝えた「良い知らせ」について考えて見たいと思います。
「驚いてはいけません。あなたがたは、十字架につけられたナザレ人イエスを捜しているのでしょう。あの方はよみがえられました。ここにはおられません。ご覧なさい。ここがあの方の納められた所です。ですから行って、お弟子たちとペテロに、『イエスは、あなたがたより先にガリラヤへ行かれます。前に言われたとおり、そこでお会いできます。』とそう言いなさい。」
ここでは、3つの重要なポイントについて、御使いは語っています。
一つは、「ナザレ人イエスはよみがえられた」ということです。主は真の神様でありながら、真の人になられました。人としての肉体は、確かに十字架上で絶命しましたが、そのままのお姿で、つまり「人」として、彼女たちが知っている「ナザレのイエス」としてよみがえられたことです。
二つ目は、「お弟子たちとペテロにそのことを伝えよ」ということで、ここからペテロと他の弟子たちは、別の場所にいることが分かります。ペテロとヨハネはゼベタイの家にいます。そして残りの弟子たちは、ベタニヤにいるのです。よって、女たちはここで二手に分かれます。マグダラのマリアはペテロとヨハネの所へ、他の女たちはベタニヤへ急ぐことになります。
そして三つ目は、「ガリラヤに行きなさい」ということです。そしてそこで、「よみがえられた主イエスにお会い出来る」ということです。
もっとも、信じようとしない弟子たちの為に、週の初めの日の夕方、内から戸が閉められた部屋の中に、主イエスは現われて下さるのです。》