• 2024年4月7日礼拝メッセージの概要

    ◎本日の聖書箇所【ヨハネの福音書2章1節~11節】(新約聖書p.178上段右側)
    2:1 それから三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があり、そこにイエスの母がいた。
    2:2 イエスも弟子たちも、その婚礼に招かれていた。
    2:3 ぶどう酒がなくなると、母はイエスに向かって「ぶどう酒がありません」と言った。
    2:4 すると、イエスは母に言われた。「女の方、あなたは私と何の関係がありますか。私の時はまだ来ていません。」
    2:5 母は給仕の者たちに言った。「あの方が言われることは、何でもしてください。」
    2:6 そこには、ユダヤ人のきよめのしきたりによって、石の水がめが六つ置いてあった。それぞれ、二あるいは三メトレテス入りのものであった。
    2:7 イエスは給仕の者たちに言われた。「水がめを水でいっぱいにしなさい。」彼らは水がめを縁までいっぱいにした。
    2:8 イエスは彼らに言われた。「さあ、それを汲んで、宴会の世話役のところに持って行きなさい。」彼らは持って行った。
    2:9 宴会の世話役は、すでにぶどう酒になっていたその水を味見した。汲んだ給仕の者たちはそれがどこから来たのかを知っていたが、世話役は知らなかった。それで、花婿を呼んで、
    2:10 こう言った。「みな、初めに良いぶどう酒を出して、酔いが回ったころに悪いのを出すものだが、あなたは良いぶどう酒を今まで取っておきました。」
    2:11 イエスはこれを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光を現わされた。それで、弟子たちはイエスを信じた。

    ◎メッセージ【仕えるしもべの恵み】
    《今日の礼拝は、日本国際飢餓対策機構(ハンガーゼロ)の総主事、近藤高史先生に、メッセージをしていただきました。

    この箇所は、ヨハネの福音書における「七つのしるし」の最初のしるしとして、クリスチャンならば誰でも知っている奇跡です。すなわち、カナ(地名)の婚礼において、主イエス様が水をぶどう酒に変えた奇跡のことです。
    この聖書箇所の中心となるのは、おもに2章9節と10節ではないでしょうか。口語訳は、
    『料理がしらは、ぶどう酒になった水をなめてみたが、それがどこからきたのか知らなかったので、(水をくんだ僕たちは知っていた)花婿を呼んで言った、「どんな人でも、初めに良いぶどう酒を出して、酔いがまわった頃に悪いのを出すものだ。それだのに、あなたは良いぶどう酒を今までとっておかれました。」(口語訳ヨハネ2:9~2:10) 』となっています。
    ここから、三つのポイントについてお話します。
    一つ目は、主イエス様は水をぶどう酒に変えられましたが、これは私たちのことを表わしています。私たちは、ただの水から、香り高いぶどう酒に変えられたのです。つまり価値の無いものが、価値の有るものに変えられたということです。主の十字架によって。
    二つ目は、仕える僕は、一番最初に主の奇跡を知ることが出来る恵みに預かれることです。それこそが、『(水をくんだ僕たちは知っていた)』ことなのです。
    そして三つ目は、僕たちは、文句も何も言わず、主の言葉にすぐ従ったことなのです。
    「水がめを水で一杯にしなさい。さあ、それを汲んで宴会の世話役の所に持って行きなさい。」
    彼らは、80ℓおよび120ℓはいる六つの水がめを、縁まで一杯になるまで水を汲んだのです。それを成し遂げた時に、彼らは水がぶどう酒に変わったことを体験したのです。
    主イエス様の御言葉にすぐ従い、言われたとおりにする。そうするならば、やがて神様の御わざを見る事になるのです。》

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