• 日々のみ言葉 2024年4月10日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2024年4月10日(水)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書16章12節】
    16:12 その後、彼らのうちのふたりがいなかのほうへ歩いていたおりに、イエスは別の姿でご自分を現わされた。

    ◎ショートメッセージ
    《ルカにおける平行記事を掲載します。かなり長いですので、今日はその前半について、共に考えて見ることにします。
    『24:13 ちょうどこの日、ふたりの弟子が、エルサレムから十一キロメートル余り離れたエマオという村に行く途中であった。
    24:14 そして、ふたりでこのいっさいの出来事について話し合っていた。
    24:15 話し合ったり、論じ合ったりしているうちに、イエスご自身が近づいて、彼らとともに道を歩いておられた。
    24:16 しかしふたりの目はさえぎられていて、イエスだとはわからなかった。
    24:17 イエスは彼らに言われた。「歩きながらふたりで話し合っているその話は、何のことですか。」すると、ふたりは暗い顔つきになって、立ち止まった。
    24:18 クレオパというほうが答えて言った。「エルサレムにいながら、近ごろそこで起こった事を、あなただけが知らなかったのですか。」
    24:19 イエスが、「どんな事ですか。」と聞かれると、ふたりは答えた。「ナザレ人イエスのことです。この方は、神とすべての民の前で、行ないにも言葉にも力のある預言者でした。
    24:20 それなのに、私たちの祭司長や指導者たちは、この方を引き渡して、死刑に定め、十字架につけたのです。
    24:21 しかし私たちは、この方こそイスラエルを贖って下さるはずだ、と望みをかけていました。事実、そればかりでなく、その事があってから三日目になりますが、
    24:22 また仲間の女たちが私たちを驚かせました。その女たちは朝早く墓に行ってみましたが、
    24:23 イエスのからだが見当たらないので、戻って来ました。そして御使いたちの幻を見たが、御使いたちがイエスは生きておられると告げた、と言うのです。
    24:24 それで、仲間の何人かが墓に行ってみたのですが、はたして女たちの言ったとおりで、イエスさまは見当たらなかった、というのです。」』

    マルコも、またルカも、この二人の弟子が誰であるのかを明らかにしてはいません。しかし、伝承では、クレオパ夫妻であると伝えられています。クレオパとは、別名クロパであり、クレオパトロスの省略形です。となりますと、妻の名前は、マリアです。
    ヨハネの福音書によれば、
    『兵士たちはこのようなことをしたが、イエスの十字架のそばには、イエスの母と母の姉妹と、クロパの妻のマリヤとマグダラのマリヤが立っていた。(ヨハネ19:25)』と、書き記されています。
    有名な「エマオへの道」の絵も、左側にマリア、主イエス、そして右側にクレオパが描かれています。》

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