◇◆◇日々のみ言葉
2024年4月12日(金)
◎聖書箇所【マルコの福音書16章12節】
16:12 その後、彼らのうちのふたりがいなかのほうへ歩いていたおりに、イエスは別の姿でご自分を現わされた。
◎ショートメッセージ
《一昨日および昨日と引き続き同じ箇所からとなります。再度となりますが、ルカにおける平行記事の後半を掲載します。
『24:25 するとイエスは言われた。「ああ、愚かな人たち。預言者たちの言ったすべてを信じない、心の鈍い人たち。
24:26 キリストは、必ず、そのような苦しみを受けて、それから、彼の栄光にはいるはずではなかったのですか。」
24:27 それから、イエスは、モーセおよびすべての預言者から始めて、聖書全体の中で、ご自分について書いてある事がらを彼らに説き明かされた。
24:28 彼らは目的の村に近づいたが、イエスはまだ先へ行きそうなご様子であった。
24:29 それで、彼らが、「一緒にお泊まり下さい。そろそろ夕刻になりますし、日もおおかた傾きましたから。」と言って無理に願ったので、イエスは彼らと一緒に泊まるために中にはいられた。
24:30 彼らと共に食卓に着かれると、イエスはパンを取って祝福し、裂いて彼らに渡された。
24:31 それで、彼らの目が開かれ、イエスだとわかった。するとイエスは、彼らには見えなくなった。
24:32 そこでふたりは話し合った。「道々お話しになっている間も、聖書を説明してくださった間も、私たちの心はうちに燃えていたではないか。」』
クレオパと妻マリアは、目的の村であるエマオに近づいて来ました。そうしますと、何と主イエスは、先に行きそうなご様子でした。
この時、クレオパ夫妻は、主イエスを引き留めることになります。もっとも、まだこの時点においては、彼らは主イエスであることが、分かっていませんでした。
「一緒にお泊まり下さい。そろそろ夕刻になりますし、日もおおかた傾きましたから。」
何と、ここで、夫婦は無理に引き留めるのです。そして、主イエスとクレオパ夫妻は、家の中に入ります。
それから、クレオパ夫妻と主イエスが食卓に着きますと、主はパンを取って祝福し、裂いて彼らに渡されたのです。
本来なら、その家の主人であるクレオパがすべきことでしたが、主がなされたのです。この場面こそが、「五千人の給食」と「四千人の給食」を思い起こすのです。彼らは、その場に間違いなくいたのです。
一瞬、その記憶がよみがえった時に、二人は、目の前の人物が。主イエス・キリストであることが分かったのです。》