• 日々のみ言葉 2024年6月17日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2024年6月17日(月)

    ◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙4章6節~7節】
    4:6 さて、兄弟たち。以上、私は、私自身とアポロに当てはめて、あなたがたのために言って来ました。それは、あなたがたが、私たちの例によって、「書かれていることを越えない。」ことを学ぶため、そして、一方にくみし、他方に反対して高慢にならないためです。
    4:7 いったいだれが、あなたをすぐれた者と認めるのですか。あなたには、何か、もらったものでないものがあるのですか。もしもらったのなら、なぜ、もらっていないかのように誇るのですか。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『4:6 さて、信者の皆さん。私は、以上のことを私自身とアポロに当てはめて説明してきた。それは、あなたがたが聖書に従ってものごとを考えるようになるためで、たとい偉大な指導者であったとしても、一人の人をあがめ、ほかの人を見下げて高慢にならないためである。
    4:7 いったいあなたを偉大にしているのはだれなのか。あなたが持っているもので、神から与えられたものでないものがあるだろうか。与えられたのである以上、自力で獲得したかのように、どうして誇るのか。』

    ここで、パウロは、「書かれていることを越えない」あるいは、「聖書に従って」と言っています。しかし、この時点においては、まだ新約聖書は編纂されてはいません。
    ただし、ガラテヤ人への手紙と第Ⅰ・第Ⅱテサロニケ人への手紙は存在していたことは、ほぼ間違いないことです。
    福音書にいたっては、マルコの福音書が紀元50年代、マタイの福音書は、60年代と言われていますし、ルカの福音書と使徒の働きは、コリント人への手紙がエペソにおいて書かれてから、数年後のことなのです。
    よって、パウロが言っていますことは、第Ⅰコリントの前に書き送った「最初の手紙」を指すと言っても良いでしょう。》

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