• 日々のみ言葉 2024年6月18日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2024年6月18日(火)

    ◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙4章6節~7節】
    4:6 さて、兄弟たち。以上、私は、私自身とアポロに当てはめて、あなたがたのために言って来ました。それは、あなたがたが、私たちの例によって、「書かれていることを越えない。」ことを学ぶため、そして、一方にくみし、他方に反対して高慢にならないためです。
    4:7 いったいだれが、あなたをすぐれた者と認めるのですか。あなたには、何か、もらったものでないものがあるのですか。もしもらったのなら、なぜ、もらっていないかのように誇るのですか。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。再度ですが、現代訳を掲載します。
    『4:6さて、信者の皆さん。私は、以上のことを私自身とアポロに当てはめて説明してきた。それは、あなたがたが聖書に従ってものごとを考えるようになるためで、たとい偉大な指導者であったとしても、一人の人をあがめ、ほかの人を見下げて高慢にならないためである。
    4:7 いったいあなたを偉大にしているのはだれなのか。あなたが持っているもので、神から与えられたものでないものがあるだろうか。与えられたのである以上、自力で獲得したかのように、どうして誇るのか。』

    当時のコリント教会は、アポロ派、パウロ派、そしてペテロ派と、大きく分けて三つの派に分派していたと思われます。
    と言うことは、それそれの派に属している人たちは、自分たちの主張をもとに、他の派の人々を見下していたことが分かります。

    日本のプロテスタント教会も、様々な教派が存在しますが、「自分たちだけが正しい」と主張する教派があったとしたら(残念ながら存在します)、まさに、パウロが言うように、「他方に反対して高慢に」なっているのではないでしょうか。
    尾山令仁先生は、キリスト教の教派の多様性を認めつつ、大切なのは、枝葉ではなく、木の幹であると言われました。
    その幹とは、「主イエス・キリストを神の御子として、真に信じるかどうか」と言われました。このお方だけが、救い主です。そして、主が昇天されて後、助け主・慰め主として、聖霊なるお方が私たちには与えられていると言うことです。》

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