◇◆◇日々のみ言葉
2024年9月15日(日)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙9章19節~20節】
9:19 私はだれに対しても自由ですが、より多くの人を獲得するために、すべての人の奴隷となりました。
9:20 ユダヤ人にはユダヤ人のようになりました。それはユダヤ人を獲得するためです。律法の下にある人々には、私自身は律法の下にはいませんが、律法の下にある者のようになりました。それは律法の下にある人々を獲得するためです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『9:19 このように、私はだれにも気がねすることなく、自由に福音を宣べ伝えているのだが、しかし一人でも多くの人を救いに導きたいために、進んですべての人に仕える者となった。
9:20 ユダヤ人を導くためには、ユダヤ人と同じ生活をした。律法を守る生活に努めている人を導くためには、私自身もはや律法にきゅうきゅうとした生活にはないけれども、律法を守ろうとしている人と同じ生活をした。』
パウロは、福音を宣べ伝える対象に対して、その人と同じ立ち位置に立って来たことを証ししています。
異邦人に対しては、異邦人と同じ生活を共にしたのです。しかし、異教への神々に対する礼拝行為とか捧げ物は、もちろん断りますが、彼らの食べる物を、パウロは食べたと言うことです。一例を挙げれば、豚肉を食べたことなどです。
ユダヤ人と同じ生活をしたということは、以前のサウロがしていたことを、再び繰り返しながら、伝道にあたったと言うことです。つまり、律法を守る人を導く為には、律法の下にある者としてふるまったことを指しています。
まさに、優柔不断とも言えそうですが、その人の立場にまでへりくだることは、主イエス様が、成されたことと同じです。
主イエス様は、天地創造の神様が被造物になるほどまでに、身を低くして下さったのです。》