• 日々のみ言葉 2024年9月18日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2024年9月18日(水)

    ◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙9章24節~27節】
    9:24 競技場で走る人たちは、みな走っても、賞を受けるのはただひとりだ、ということを知っているでしょう。ですから、あなたがたも、賞を受けられるように走りなさい。
    9:25 また闘技をする者は、あらゆることについて自制します。彼らは朽ちる冠を受けるためにそうするのですが、私たちは朽ちない冠を受けるためにそうするのです。
    9:26 ですから、私は決勝点がどこかわからないような走り方はしていません。空を打つような拳闘もしてはいません。
    9:27 私は自分のからだを打ちたたいて従わせます。それは、私がほかの人に宣べ伝えておきながら、自分自身が失格者になるようなことのないためです。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『9:24 競技をする場合、優勝者は一人しかいないことを知っているだろう。あなたがたも、その優勝賞になるために、一生懸命やりなさい。
    9:25 優勝するためには、あらゆる努力を払って節制する。地上の競技においてそうするのなら、まして、天国への競技である地上生活においては、なおさらではないか。 9:26 だから、私は目標のわからないような走り方をしないし、無駄なことは一切しない。
    9:27 私は競技の選手のように、厳しい自己訓練をする。それは、ほかの人に福音を宣べ伝えておきながら、自分の使徒職が無効になることのないためである。』

    ここで、パウロは競技について述べています。ローマの主要な都市には、大きな競技場がありました。今でもローマのコロセアム跡や、エペソの球技場跡が残っています。この記述から、パウロが競技場において競技を見たことがあることが分かります。
    特に剣闘士の球技は、まさに命がけそのものであったので、ローマ市民は熱狂したことが伝えられています。
    よって、あらゆる競技に参加する選手は、厳しい自己訓練と節制を行なっているわけです。パウロは、自分自身は、天国への球技に参加しているとたとえています。そしてゴールは、天国すなわち御国であることを、しっかりと定まているのです。
    私たちも同じです。私たちは、ゴールがどこかを知っています。主イエス様が、空中再臨されて、携挙されることです。その日が刻々と近づいていることは間違いありません。しかし、主が遅れることも十分に考えられます。なぜなら、主はさらなる忍耐を持って、恵みの時を延長されるからです。明日も、同じ箇所からとなります。》

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