◇◆◇日々のみ言葉
2024年10月19日(土)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙11章2節~3節】
11:2 さて、あなたがたは、何かにつけて私を覚え、また、私があなたがたに伝えたものを、伝えられたとおりに堅く守っているので、私はあなたがたをほめたいと思います。
11:3 しかし、あなたがたに次のことを知っていただきたいのです。すべての男のかしらはキリストであり、女のかしらは男であり、キリストのかしらは神です。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『11:2 あなたがたは、あらゆる点でいつも私を覚え、また、私があなたがたに教えたことを、そのまま実行しているので、私は喜んでいる。
11:3 しかし、あなたがたに知っておいてもらいたいことがある。それは、秩序において、女は男に従属し、男はキリストに従属し、キリストは神に従属しているということである。』
ここから、パウロは、男性と女性。そして主イエス・キリストとの関係を明らかにしています。実際、この箇所から「男尊女卑」と言うことが問題になるかも知れません。
しかし、当時のユダヤ社会は、徹底的に男性中心社会であったのです。それは、今も変わっていません。
さて、パウロは、
「あなたがたは、何かにつけて私を覚え、また、私があなたがたに伝えたものを、伝えられたとおりに堅く守っているので、私はあなたがたをほめたいと思います。」と言っています。この言葉は、今までの内容とは相反するものです。
おそらく、厳しい内容を焚き付けたので、ここでは、少し誉めておこうと言う所ではないでしょうか。そして、「さらなる要求をする前に、ワンクッションを置こう」とも言えるかと思われます。
そして、
「しかし、あなたがたに知っておいてもらいたいことがある。それは、秩序において、女は男に従属し、キリストは神に従属しているということである。」と続きます。
パウロは、はっきりと教会には、秩序が存在することを言っています。つまり主イエス・キリストは、父なる神様に従属しており、男性は主イエス・キリストを主として従属しており、女性は男性を主として従属していることです。》