◇◆◇日々のみ言葉
2024年10月20日(日)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙11章4節~7節】
11:4 男が、祈りや預言をするとき、頭にかぶり物を着けていたら、自分の頭をはずかしめることになります。
11:5 しかし、女が、祈りや預言をするとき、頭にかぶり物を着けていなかったら、自分の頭をはずかしめることになります。それは髪をそっているのと全く同じことだからです。
11:6 女がかぶり物を着けないのなら、髪も切ってしまいなさい。髪を切り、頭をそることが女として恥ずかしいことなら、かぶり物を着けなさい。
11:7 男はかぶり物を着けるべきではありません。男は神の似姿であり、神の栄光の現われだからです。女は男の栄光の現われです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『11:4 だから男が祈ったり、預言をしたりする時、頭に帽子をかぶったままであれば、キリストをはずかしめることになる。
11:5 しかし、女が祈ったり、預言をしたりする時、頭にかぶり物を着けなければ、夫をはずかしめることになる。それは売春婦の格好をまねることだからである。
11:6 もし女が頭にかぶり物を着けないのなら、髪の毛を全部切ってしまうがよい。それが嫌なら、かぶり物を着けることだ。
11:7 男は礼拝の時に帽子などをかぶるべきではない。というのは、男は、神の栄光の現われとして造られた者だから、本来あるべき姿で生きる時、神の栄光を現わすことができる。しかし、女は男の栄光の現われであって、男とは神の栄光の現わし方が違う。』
この箇所は、解釈が非常に難しい箇所とも言えます。また、現代訳では、「自分の頭」を「キリスト」に、次の「自分の頭」を「夫」に置き換えています。この方が意味がはっきりとしています。
当時の風習では、頭を剃った女性は、奴隷、遊女そして姦淫の女であることを現わしていたそうです。そして、かぶり物を付けることは、夫のある身であること、すなわち結婚した妻である立場を現わしていたとも言われています。明日も同じ箇所からとなります。》