◇◆◇日々のみ言葉
2024年11月6日(水)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙11章27節~30節】
11:27 したがって、もし、ふさわしくないままでパンを食べ、主の杯を飲む者があれば、主のからだと血に対して罪を犯すことになります。
11:28 ですから、ひとりひとりが自分を吟味して、そのうえでパンを食べ、杯を飲みなさい。
11:29 みからだをわきまえないで、飲み食いするならば、その飲み食いが自分をさばくことになります。
11:30 そのために、あなたがたの中に、弱い者や病人が多くなり、死んだ者が大ぜいいます。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『11:27 そういうわけで、この聖餐式に臨むのに、罪を犯したままであるならば、主の体と血を冒瀆することになる。
11:28 そこで、一人一人自分を反省し罪の赦しいただいてから聖餐にあずかるべきである。
11:29 聖餐にあずかる時、それが、キリストの祝福にあずかるのだということをよく考えないでいる人は、神の裁きを受けることになる。
11:30 あなたがたの中に弱い者や病人がたくさんいたり、また、死んだ者が大勢いるのは、そのためである。』
主イエス様は、二つの礼典を制定されました。その一つが、バプテスマです。主ご自身も洗礼者ヨハネからバプテスマを授けられたのです。その時、御霊が鳩のように天から降って来ました。
おそらく主は、全浸礼のバプテスマを受けられたと思われます。もちろん全浸礼が好ましいのですが、たとえ滴礼であったとしても、それは決して無効ではありません。
むしろ、「滴礼は無効で、全浸礼でなければならない」と主張する教派があるとしたら、それこそ神様の御名を冒瀆していると思います。
主は、昇天される前に、弟子たちに命じられたのです。
『「私には天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、私があなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。私は、世の終わりまで、いつも、あなたがたと共にいます。」(マタイ28:18~28:20抜粋)と。
そして、もう一つが「聖餐式」なのです。しかも、十字架に掛けられる10数時間前に、十二使徒たちに示され、制定されたのです。明日も続きです。》