◇◆◇日々のみ言葉
2024年11月23日(土)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙12章10節】
12:10 ある人には奇蹟を行なう力、ある人には預言、ある人には霊を見分ける力、ある人には異言、ある人には異言を解き明かす力が与えられています。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じく、12章10節からとなります。再度ですが、現代訳を掲載します。
『12:10 ある人には、奇蹟を行なう力、ある人には、預言をする力、ある人には御霊と悪霊とを見分ける力、ある人には、特別な言葉で語る力、そして別の人には、その言葉を解き明かす力を与えられた。』
引き続き、パウロによる「御霊の賜物」の種類について学んでいます。今日は、「預言をする力」についてです。
この言葉の解釈として、大きく分けますと二つの解釈があります。一つは、一番受け入れられている解釈で、神様の言葉である聖書(み言葉)を通して、人々を慰め、勇気づける言葉を語ることです。最も良い例は、牧師や宣教師の「礼拝メッセージ」や「奨励」を指し示します。
時には、人を陥れるようなメッセージも、決してないわけではありませんが、それは、間違いなく御霊の賜物からの言葉ではなく、その人自身の思いから来たものに間違いありません。
御霊の賜物から来るメッセージは、決して人を裁かず、聞く人に生きる力と元気と慰めと平安を与えて下さるからです。
そして、もう一つの解釈が、いわゆる「個人預言」です。かつて、この個人預言を売り物とするペンテコステ的な教会がありましたが、神様は、人を通してではなく、私やあなたに直接語って下さいます。
特に、聖書を通して語られるみ言葉こそが、その人にとって、今一番必要な預言であると言っても良いでしょう。
決して、「預言喫茶」などにおいて、個人預言を受けてはなりません。それは、悪魔や悪霊に心を開くことにつながるからです。》