◇◆◇日々のみ言葉
2025年1月29日(水)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙15章10節~11節】
15:10 ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは、むだにはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。しかし、それは私ではなく、私にある神の恵みです。
15:11 そういうわけですから、私にせよ、ほかの人たちにせよ、私たちはこのように宣べ伝えているのであり、あなたがたはこのように信じたのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『15:10 しかし、神の恵みによって、私は今このようになることができた。この神の恵みは、決して無駄にはならず、私はほかのすべての使徒たち以上の働きをさせていただいた。これは、もちろん、私の力によるのではなく、神の恵みによるのである。
15:11 だから、私でも他の人でも、私たちはこのように福音を宣べ伝えているのであって、あなたがたはそれを信じたわけである。』
今日のみ言葉は、昨日の箇所をも含めて、共に考えて見たいと思います。使徒パウロほど、罪赦されたことを知っている者、そしてパウロほど、今生かされていることのすべてが神様の恵みであることを知っている者は、いないに違いありません。
主イエスは、パリサイ人シモンの食卓に招かれた時に、一人の罪深い女性が、香油を主の足下に振りかけた時、シモンにこのように言われました。
『「この女を見ましたか。私がこの家にはいって来たとき、あなたは足を洗う水をくれなかったが、この女は、涙で私の足をぬらし、髪の毛でぬぐってくれました。あなたは、口づけしてくれなかったが、この女は、私がはいって来たときから足に口づけしてやめませんでした。あなたは、私の頭に油を塗ってくれなかったが、この女は、私の足に香油を塗ってくれました。だから、私は言うのです。『この女の多くの罪は赦されています。というのは、彼女はよけい愛したからです。しかし少ししか赦されない者は、少ししか愛しません。」(ルカ7:44 ~7:47)』
パウロが、どれほど主イエス様を愛し、また福音の為に全身全霊をかけて伝道していたことは間違いないことです。
そして、パウロの伝えた「良き知らせ(言葉)」によって、コリント教会の人々が、主イエスを信じて救われたことを、もう一度、彼らに思い起こさせているのです。》