◇◆◇日々のみ言葉
2025年1月30日(木)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙15章12節~14節】
15:12 ところで、キリストは死者の中から復活された、と宣べ伝えられているのなら、どうして、あなたがたの中に、死者の復活はない、と言っている人がいるのですか。
15:13 もし、死者の復活がないのなら、キリストも復活されなかったでしょう。
15:14 そして、キリストが復活されなかったのなら、私たちの宣教は実質のないものになり、あなたがたの信仰も実質のないものになるのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『15:12 ところで、私たちはキリストが死人の中から復活されたと宣べ伝えられているのに、あなたがたの中に、「死人の復活などはない」と言っている人がいるのは、どういうわけか。
15:13 もしも死人の復活がないのなら、キリストも復活されなかったであろう。
15:14 そして、キリストが復活されなかったら、私たちが宣べ伝えていることは、でたらめになり、あなたがたの信仰もむなしいものになってしまうだろう。』
コリント人への手紙15章には、パウロの福音理解が、明確に書き記されています。福音とは、主イエス・キリストの福音であって、「良き知らせ」であり、主イエスご自身の生涯そのものが、福音なのです。つまり、処女降誕、公生涯、十字架、復活、昇天のことを指しています。
そのすべてが、非常に重要な真実なのですが、最も重要なことは、やはり復活なのです。
今、現在、この時代において、何とキリスト教会の中には、主イエス・キリストの復活を信じない教派、教師が存在します。
しかも、そのことは、今から二千年ほど前、パウロの時代においても、そのきざしがすでに見られたことは非常に驚きです。
もしかしたら、主イエスが葬られた墓の見張りをしていたローマ兵たちに、祭司長たちが、指図したように、「弟子たちが、イエスの死体を盗んで行った」と言うことを信じているのかも知れません。
しかし、聖書は明確に私たちに教えています。主イエスは、三日目によみがえられたことを。》