◇◆◇日々のみ言葉
2025年2月5日(水)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙15章20節~22節】
15:20 しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。
15:21 というのは、死がひとりの人を通して来たように、死者の復活もひとりの人を通して来たからです。
15:22 すなわち、アダムにあってすべての人が死んでいるように、キリストによってすべての人が生かされるからです。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度ですが、現代訳を掲載いたします。
『15:20 しかし、キリストは確かに死人の中から復活され、キリストを信じる者たちも、やがて復活するという大きな希望を与えられた。
15:21 というのは、最初の人アダムによって死が人類に入って来たように、死人の復活も、最後のアダムであるキリストによってもたらされた。
15:22 すべての人が、アダムの子孫として、死ななければならなかったように、キリストを信じる人は、皆生かされるのである。』
今日は、特に現代訳から共に考えて見ることにしましょう。現代訳では、「最初の人アダムによって死が人類に入って来た」ことを明確にしています。
創世記によりますと、
『神である主は、人に命じて仰せられた。「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるその時、あなたは必ず死ぬ。」(創世記2:16~2:17)』と書かれています。
そして、アダムは、「善悪の知識の木」の実を取って食べたのです。実際には、エバが最初に取って食べ、それから夫であるアダムに与えたのです。
彼らは。確かにすぐには死にませんでしたが、しかし、この時、人類に死が入った事は、事実なのです。
その死の呪いを打ち砕く為に、主イエス様がこの世に来て下さいました。贖いの十字架を経て、復活されたのです。
新改訳では、「すなわち、アダムにあってすべての人が死んでいるように、キリストによってすべての人が生かされるからです」と訳されていますが、これは、すべての人がよみがえる時が必ずやって来ることを意味しています。
ただし、その順序があるのです。最初にイエス・キリストで、すでに二千年ほど前に成就しています。その次によみがえるのは、主にあって死んで行った兄弟姉妹たちです。
主イエスの再臨から、さらに一千年以上が過ぎ去った時、最後の審判のその直前に、すべての人がよみがえります。そして、白い御座の裁きの場に立たされることになるのです。人は一度死ぬことと、死後に裁きがあることは明白なのです。だからこそ、救い主イエス様が、この地上に来て下さったのです。》