◇◆◇日々のみ言葉
2025年3月1日(土)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙16章1節~3節】
16:1 さて、聖徒たちのための献金については、ガラテヤの諸教会に命じたように、あなたがたにもこう命じます。
16:2 私がそちらに行ってから献金を集めるようなことがないように、あなたがたはおのおの、いつも週の初めの日に、収入に応じて、手もとにそれを蓄えておきなさい。
16:3 私がそちらに行ったとき、あなたがたの承認を得た人々に手紙を持たせて派遣し、あなたがたの献金をエルサレムに届けさせましょう。
◎ショートメッセージ
《今日から、第16章に入ります。現代訳を掲載いたします。
『16:1 さて、エルサレムの教会のためにささげる献金については、ガラテヤ地方の諸教会に言っておいたのと同じようにしなさい。
16:2 私がそちらへ行ってから献金を集めることがないように、日曜日ごとに、自分の収入に応じて、積み立てておきなさい。
16:3 私がそちらへ行ったとき、あなたがたから信頼出来る人を選んでもらい、その人のたちに手紙を持たせ、この献金をエルサレム教会へ持って行ってもらおうと思う。』
ここで、パウロは、困窮しているエルサレム教会への献金について述べています。すでに彼は、彼自身が開拓したガラテヤの諸教会にも、手紙で献金を募ったことが分かります。
また、当時の諸教会においては、日曜日に、すなわち主イエスが復活された週の初めの日に礼拝が持たれていたことが分かります。
その集会ごとに、各自の収入に応じて、エルサレム教会に持って行く献金を用意しなさい、と言うことなのです。
また、パウロは、近いうちに、自分がコリント教会に赴くことも伝えています。そして、コリント教会の信者たちによって、最も信頼出来る人を選んでもらって、その人に献金とパウロの手紙を、エルサレムまで持って行ってもらいたいと伝えています。
実際に、エルサレム教会を助けたのは、パウロが開拓した「異邦人教会」であったのです。これは以前、サウロがエルサレム教会を迫害した時の、罪滅ぼしであったのかも知れません。》