◇◆◇日々のみ言葉
2025年5月13日(火)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙5章16節】
5:16 ですから、私たちは今後、人間的な標準で人を知ろうとはしません。かつては人間的な標準でキリストを知っていたとしても、今はもうそのような知り方はしません。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『5:16 だから、私たちは今後、世間の評価によって人を見ることはやめようと思う。以前は、世間の評価でキリストを眺めていたとしても、今はもうそういう見方はしない。』
「人間的な標準」とは何でしょうか。現代訳では、「世間の評価」と訳されています。つまり、一般常識のことではないかと思うのです。
ここで、パウロが伝えたい真理とは何でしょうか。まず、以前の私たちのことを考えて見たいと思います。
すなわち、今から二千年ほど前に、イスラエルにおいて十字架刑に処せられた「ナザレのイエス」を、どのように考えていたかと言うことであり、また、このことをどのように理解し、また受けとめていたかと言うことです。
正直言いまして、以前の私は、「自分にはまったく関係のないことであり、遠い昔、異国での歴史的な出来事の一つ」と、思っていたのです。
しかし、今は違います。このお方は、私にとって、「唯一の救い主」であり、私の主となられたのです。
そして、「周りの人々は、救われるべき対象であり、その人々の為にも、主は十字架にかかって死んで下さったのだ」と、考えるようになったのです。》