◇◆◇日々のみ言葉
2025年6月15日(日)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙8章8節~9節】
8:8 こうは言っても、私は命令するのではありません。ただ、他の人々の熱心さをもって、あなたがた自身の愛の真実を確かめたいのです。
8:9 あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『8:8 私は決して命令しようと思っているのではない。だから、マケドニヤ地方の諸教会が献金によって示している愛の熱心さを、あなたがたに知らせて、あなたがたも献金する志を持っていることを確かめたいのである。
8:9 私たちが献金をしないではいられない最も深い動機は、イエス・キリストがご自身を捧げられたところにある。主イエス・キリストは、神の輝かしい栄光を持っておられたのに、私たちを救うために、それをすべて捧げてしまわれた。それは、私たちもあなたがたも、このキリストからすばらしい祝福をいただくことができるためである。』
新改訳は、難しい訳になっており、パウロの伝えたい真理が分かりにくくなっています。それゆえに、あえて現代訳を掲載しています。
マケドニヤ地方の諸教会とは、ピリピ教会、テサロニケ教会などを含んでいる教会のことです。彼らは、自分たちの持てる力以上の献金をしたのです。それと同じ志をコリント教会の人々にも、ぜひ持ってほしいと、パウロは勧めています。
主イエス様は、私たちの為に命をも与えて下さいました。その恵みによって、私たちは、罪は赦され、永遠の命をいただくことができたのです。
それゆえに、困っている教会があるならば、特に、主が十字架にかけられた場所にある、エルサレム教会が困っているならば、それを助けることは当然だということです。
そして、献金を捧げた教会も、また献金をした兄弟姉妹たちにも、素晴らしい祝福が、主からやって来ると言うわけです。》