◇◆◇日々のみ言葉
2025年7月18日(金)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙10章13節】
10:13 私たちは、限度を越えて誇りはしません。私たちがあなたがたのところまで行くのも、神が私たちに量って割り当ててくださった限度内で行くのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『10:13 私たちは、神が私たちに与えて下さった限度を越えて、誇ろうとは思わない。私たちがあなたがたの所へ行くのは、それが神の与えて下さった私たちの任務だからである。』
パウロは、エルサレムにおいて、若くして、パリサイ派のエリートであり、またサンヘドリンの議員でもあり、律法学者の中でも、一目置かれた人物であったことは、間違いないことです。その者を、しかも迫害者を、主イエス・キリストは、あえて選ばれたのです。
パウロは、それら一切のものを「ちりあくた」と言っています。そして、第三の天まで引き上げられ、多くの真理と奥義を主イエス・キリストから、直接伝授されたのです。
その彼が、高ぶることのないように、一つのトゲが与えられたことを、手紙に書き記しています。彼は、それを取り去って下さるよう、主に三度願ったと書いていますが、これは、ユダヤの言い回しであって、実際は何度も何度も祈り願ったと言うことです。
しかし、最後まで、その願いは聞き入れられることはありませんでした。彼が高ぶることのないように、主が与えたからです。よって、パウロは、神様が誇っても良いという限度を十分に知っています。
しかし、コリント教会に紛れ込んだ偽使徒たちは、大風呂敷をかかげ、自分で自分を誇っていたと思われます。パウロたちの任務は、その者たちの正体をあばき出し、教会から取り除くことであったと思われます。》